
鹿児島県阿久根市のふるさと納税返戻品に、「持続可能な水産業の発展に関する連携協定」を締結している企業「リージョナルフィッシュ」の「薩摩橙王(さつまだいおう)エビ」が登録された。
阿久根市内の陸上養殖施設で育ったシロアシエビ

養殖施設外観
「薩摩橙王エビ」は、純阿久根市産のエビ。阿久根市内の陸上養殖施設において育てられたシロアシエビを「薩摩橙王エビ」と名付けた。

返礼品の内容は、「薩摩橙王エビ」4尾が2パック、計8尾。寄附額は10,000円。

世界的に水産物の需要が増加する中、日本の水産業は地球温暖化による海洋環境の変化、漁業従事者の減少等の課題に直面している。「リージョナルフィッシュ」は、京都大学・近畿大学の研究成果などをもとにした品種改良技術により、環境変化にも適応した新たな地魚(リージョナルフィッシュ)を創出。
日本の各地域における水産業の振興や、水産物の安定供給に貢献することを目指している。
「薩摩橙王エビ」の三つの特徴

養殖の様子
「薩摩橙王エビ」の特徴の一つが、研究者が成功させた完全陸上養殖であること。「卵を人工孵化させて親にまで育て上げ、その親から卵を採取して人工孵化させる」というサイクルを、養殖場内で完結させる完全陸上養殖システムを確立させている。

養殖中のエビ
二つ目の特徴は、不純物の入らない養殖環境。ろ過・殺菌した海水を注ぎ続ける「かけ流し式」の陸上プラントを整備し、外部の汚れや寄生虫の侵入を最小限に防ぐ環境を整えた。薬剤不使用の飼育が、エビ本来の美味しさを育む。


三つ目の特徴が、阿久根の夕焼けに染まる特大エビだという点。「薩摩橙王エビ」の「橙」は、阿久根の夕焼けの色と、親エビが “代々” 命をつなぐ存在であることに由来している。調理すると身が淡い橙色になる特徴も重ねている。

「王」は、大きなサイズ感と親エビとしての存在感と、 “だいおう”という響きの力強さを表す。
