家庭でできる適切な対処法
家庭でできる対処は、まず「清潔を保つこと」が基本です。無理に触りすぎたり、強くこすったりすると、かえって皮膚を傷めてしまうこともあるため、負担の少ない方法を選びましょう。
汚れは蒸しタオルやペット用シートで拭く
ぬるま湯で湿らせたガーゼやタオル、猫用のシートなどを使って、やさしく汚れを拭き取ります。
ゴシゴシこすると皮膚が荒れやすいため、少しずつふやかすようにして取るのがポイントです。
軽い汚れなら、これだけでかなり改善することがあります。
長毛の猫はおしりまわりの毛を整える
毛に便が絡みやすい猫では、おしりまわりの毛を少し短めに整えると、汚れが付きにくくなります。
無理に自宅で切るのが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンで相談したほうが安心です。繰り返し汚れやすい猫には、かなり有効な対策になります。
下痢がある場合は食事やストレス要因を見直す
便がゆるい場合は、まず急なフード変更がなかったか、最近ストレスになりそうな変化がなかったかを見直してみましょう。あわせて、水分がしっかり取れているかも確認しておきたいところです。
ただし、下痢が続くときは原因が単純ではないこともあるため、早めに相談するのが安心です。
肛門腺が疑われるときは無理に絞らない
猫の肛門腺しぼりは犬より難しいことがあり、自己流で行うと痛めてしまうことがあります。
強い臭いが続く、おしりを気にする行動が多いといった場合は、無理をせず動物病院で処置してもらうほうが安全です。特に初めてなら、自宅で何とかしようとしないほうがよいでしょう。
まとめ
猫のおしりが臭いときは、うんちの付着、下痢、肛門腺のトラブル、皮膚炎、毛づくろい不足などが原因として考えられます。軽い汚れなら拭き取りで改善することもありますが、強い臭いが続く、痛がる、下痢や食欲低下があるといった場合は、動物病院で確認したほうが安心です。
日頃からおしりまわりをさりげなくチェックしておくと、小さな変化にも気づきやすくなります。猫が快適に過ごせるよう、必要なときは無理のない範囲でケアを手伝ってあげたいですね。

