「僕が番組内で言った『いじめられていた』という表現は完全に不適切でした。申し訳ありません。謝罪して撤回させて下さい」――。お笑い芸人の中山功太(45)が12日午後2時30ごろ、Xにこのように投稿した。お笑いコンビ、サバンナの高橋茂雄(50)との関係を巡る騒動について、中山自身が経緯を説明したもので、「高橋さんに全く悪意がなかったとわかった」「わだかまりは全くありません」と和解を報告した。
「いじめ」発言から騒動へ
事の発端は今月5日、中山がABEMAの番組内で、過去に先輩芸人から配慮に欠ける言動を受けていたと告白したことにある。この際、番組上では実名が伏せられ、編集された状態で放送された。しかし元お笑いコンビ、りあるキッズの長田融季氏がSNS上で高橋の実名を挙げたことで臆測が拡散し、高橋への批判が集まる事態となった。
これを受けて高橋は11日にXで謝罪を投稿。相方の八木真澄(51)の仲介で中山と直接電話で対話し、当時の大阪での番組収録における配慮に欠けた振る舞いを認めて反省の意をつづった。サンケイスポーツによると、吉本興業の関係者も同日、両者の間ではすでに解決済みだと明かした。
「高橋さんに全く悪意がなかった」
12日に中山が投稿した詳細な説明によると、電話でゆっくり対話した結果、「高橋さんに全く悪意がなかったとわかった」という。番組内で語った当時の2つのエピソードはいずれも、出演者・スタッフ・観客ら多くのギャラリーがいる状況での出来事だったとし、「二人きりで言われたのであれば話は別ですが、ギャラリーが沢山いて、自らが損をする様な状況で、本気で嫌ごとを言う訳がないと気付きました」と記した。高橋本人からは「カラミ」「イジリ」のつもりだったと説明を受けたという。
また「当時は芸人としての経験も浅く、緊張感の中、言葉をそのまま受け取ってしまいました。僕の被害者意識が過剰だったかも知れません」とも振り返った。
実名の拡散については「絶対に誰にも言わないと誓いました。芸人さんからも沢山ご連絡いただきましたが、絶対に名前は出しませんでした。ですが、SNSで実名が広まってしまいました」と経緯を説明。番組スタッフや出演者を疑う気持ちは「微塵もない」とも明記した。
中山はさらに「多大なるご迷惑をお掛けしたにも関わらず、高橋さんは電話で真っ先に、僕の事を心配して下さいました」と感謝をしつつ、「言えた口ではございませんが、サバンナ高橋さん、高橋さんのご家族、相方の八木さんへの誹謗中傷はおやめ下さい」と呼びかけた。
長田「後先考えず大人気ないポストをした事も事実」
中山の投稿に先立つ5時間前、高橋の実名をSNS上で挙げた長田氏はXでこう記した。
「今回の騒動につきまして サバンナ八木さんが間に入り わざわざお電話まで頂きました。昔から八木さんには非常に可愛がって頂き 芸人としても人としても尊敬の念を再認識致しました。僕も後先考えず大人気ないポストや発言した事も事実なんで ご迷惑におかけしました方々には謝罪致します。申し訳ございませんでした。吉本辞めた僕が言うのもですが、八木さんのような先輩がもっといれば今後の吉本の後輩達ものびのびと芸人活動ができ素晴らしい事務所に進化し続けると思います。八木さん、本当にありがとうございました」
騒動の発端となった告白、拡散を引き起こした実名の投稿、そして直接の対話による和解——という一連の流れに、最終的に仲介役として立った相方・八木の存在が浮かび上がる形となった。中山は投稿の最後を「この度は、お騒がせし、ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ありませんでした」と結んでいる。

