夢の主演作『豊臣兄弟!』は俳優デビュー20周年の節目
2006年の俳優デビュー当時、現在の「仲野太賀」ではなく、「太賀」を名乗っていた。それは中野姓にとらわれることがないようにするためだった。2024年11月5日放送の、『徹子の部屋』仲野太賀出演回でもふれられていた。同番組出演は、仲野太賀にとって夢でもあった。出演の夢が叶った出演回では、1994年に父が出演した放送回を振り返る場面があり、VTRを見た仲野太賀は、思わず爆笑していた。
この放送をリアタイした中野英雄は、Instagram上に感動の文面を投稿するなど、息子の活躍を率先して発信している。
今ではそんな父を「宣伝隊長」と思っているという。父が息子を名付けた由来を語り、その息子にとっては憧れの番組だった『徹子の部屋』によって、父子の夢と夢がオーバーラップした。
そしてさらなる夢の主演作『豊臣兄弟!』は、俳優デビュー20周年の節目にあたる。第11回で、将軍・足利義昭(尾上右近)が身を寄せる本圀寺を守るため、僧侶姿に変装する秀長役は、今の仲野太賀だからこそ出せる緩急の名演だと思った。
<文/加賀谷健>
【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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