
伸こう会は、在宅介護サービス「ホームインステッド・ジャパン」の新拠点「ホームインステッド栄」を、神奈川県横浜市栄区に5月に開設した。
「ホームインステッド栄」では、神奈川県全域への対応を前提に、介護保険・障がい福祉・自費サービスを組み合わせた在宅支援を提供。制度の枠を越えて、一体的に生活を支える新たなサービスモデルの展開を目指すという。
神奈川全域への対応を前提とした柔軟な支援体制を構築
高齢化の進展とともに、介護や支援のニーズは多様化し続けている。一方で、現在の支援制度は介護保険、障がい福祉、自費サービスと分かれており、利用者がそれぞれを個別に選択しなければならない状況があるだろう。
伸こう会は、米国発の在宅高齢者支援サービス「ホームインステッド」の日本展開を担い、日常生活の支援や見守り、外出の付き添いなどを通じて、住み慣れた自宅での生活を支えるサービスを提供してきた。事業開始から5年が経過し、横浜市西区および東京都世田谷区での運営を通じて、制度の枠を越えた支援の必要性を実感しているという。
今回の「ホームインステッド栄」開設により、神奈川県全域への対応を前提とした柔軟な支援体制を構築する考えだ。
ニーズとサービスについて
今回、「ホームインステッド栄」がある横浜市栄区は、約31%と横浜市内でも高齢化率が高い一方で、要介護認定率約16%は比較的低い地域だという。
こうした地域では、自立度の高い高齢者が多いからこそ、介護が必要になる前後の段階から生活を支えることで、自宅での暮らしを長く続けたいというニーズが高まっているとのことだ。
伸こう会では、利用者ごとにケアコーディネーターが担当し、継続的なフォローを行う体制が整えられている。スタッフは国際基準に基づく研修を継続的に受講しており、サービス品質の維持・向上を図っているとのこと。
さらに、ケアマネジャーや支援相談員など多職種と連携することで、包括的なケア体制を実現。また、高齢の親と障がいのある子どもが同居する家庭など、複数の制度にまたがる支援が必要なケースにおいても一体的な支援を提供している。
