親戚とのお祝いのやりとりは、金額や曖昧なルールに振り回されることもあって難しいものですよね。割り切るべきだとは分かっていても、どうしてもモヤモヤしてしまうこともあるのではないでしょうか。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
一方的なお祝いに募るモヤモヤ
私の叔父は、我が家が家を建てた時も子どもが生まれた時も、お祝いの言葉だけでした。お金を包んでくれたことは一度もありません。
もちろん、お祝いを強要するつもりはありません。
ただ、立場が逆になると話は別。叔父のところに孫が生まれたり入学したりすると、当然のように「お祝いは?」と催促してくるのです。
仕方なくお祝いを用意しながら、「またこっちだけが出すの?」と、いつも苦い気持ちに。
お祝いしたい気持ちはあるものの、「身内なんだからお互い様」と言われるとどうしても一方的に感じてしまい、ずっと引っかかっていました。
夫は何も言わず見守ってくれていましたが、申し訳なさもあり、お祝い事なのにこんなことを考えてしまう自分も嫌でした。
夫の提案に拍子抜け
先日、また叔父から「そろそろ3番目の孫が入園するから、お祝い用意しといてくれよ」と連絡がきました。
その夜「うちの息子には入園祝いなんてくれなかったのに」と怒りを滲ませながら祝儀袋と向き合う私を見て、夫がコーヒーを飲みながら、のんびりと言いました。
「祝儀袋って、そんなに形相を変えてまで書くものじゃないよ。極端な話、嫌ならお祝いなんて出さなくてもいいんだよ」
驚く私に、夫は続けました。
「お祝いは、こっちが気持ちよく出せる金額でいい。たとえお返しがなくても、『別にいいや』と思える額にしてみたら?」
夫らしいストレートな提案に拍子抜けし、意固地になっていた自分がおかしくなり、思わず噴き出してしまいました。

