ノンアルコールにもプリン体は含まれている?

ノンアルコールビールにも、製品によってはプリン体が含まれている場合があります。一般的なノンアルコールビールでは、100mlあたり0〜3mg程度のプリン体を含むものが多いとされています。一方で、近年は「プリン体ゼロ」や「プリン体オフ」と表示された商品も増えています。ただし、食品表示基準では100mlあたり0.5mg未満であれば「ゼロ」と表示することが可能です。そのため、「プリン体ゼロ」と表示されていても、微量に含まれている可能性があります。
「プリン体を含むアルコール」についてよくある質問

ここまでプリン体について紹介しました。ここでは「プリン体を含むアルコール」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
プリン体が入っていないアルコールはありますか?
曽田 久美子
焼酎やウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒は、製造過程で蒸留を行うため、プリン体はほとんど含まれていないとされています。特に焼酎(25度)では、100mlあたりのプリン体はほぼゼロに近い数値と報告されています。ただし、「プリン体が少ない=尿酸値に影響しない」というわけではありません。アルコールを摂取すると、体内での代謝過程において尿酸の産生が促進されたり、尿酸の排泄が抑制されたりするため、結果として尿酸値が上昇することがあります。そのため、蒸留酒であっても飲み過ぎれば、高尿酸血症や痛風発作のリスクを高める可能性があります。種類よりも「飲酒量」が重要であることを理解しておきましょう。
痛風や尿酸値が高い人でも飲めるお酒はありますか?
曽田 久美子
痛風や尿酸値が高い方は、禁酒が難しい場合でも、適量を守ることが大切です。一般的に、アルコールの一日あたりの適量は、純アルコール量約20gとされています。例えば、ハイボール350ml缶(アルコール度数7%)で純アルコール量は約20gです。ハイボールは、焼酎やウィスキーを炭酸水で割ったもので比較的プリン体は少ないですが、適量を超えないように注意が必要です。また、アルコールだけでなく、おつまみも食べ過ぎないよう、低カロリー、低塩分のものにすると良いでしょう。

