黒柳徹子が司会を務める「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が14日に放送され、俳優で歌手の小林旭がゲスト出演。石原裕次郎さんとの交流、美空ひばりさんとの結婚生活など、小林が明かす昭和の大スターの秘話に、徹子が「すごいね!」を連発した。
芸歴70周年を迎えた小林は、1960年代、日活の黄金期に裕次郎さんと人気を二分した銀幕の大スター。スタントなしで撮影するハードなアクションでファンを魅了し、歌手としても「昔の名前で出ています」「熱き心に」など数々のヒット曲を持ち、87歳の現在も活躍を続けている。
小林が銀幕デビューした1956年、映画「太陽の季節」で鮮烈なデビューを飾ったのが裕次郎さんだった。試験なしで日活入りした特別待遇の裕次郎さんを初めて目にしたのは撮影所でのこと。素足にゴム草履、アロハシャツと赤い海パンで颯爽と車から降りてきた姿に、「すげえかっこいいな」と圧倒されたという。その後、映画「錆びたナイフ」(1958年)で弟分の役で共演したことをきっかけにプライベートでの交流がスタート。銀座のクラブで、アイスペールに注いだブランデーを店に居合わせた一般客も交えて回し飲みした豪快なエピソードなどを明かした。
1962年に結婚したひばりさんとのなれそめは、雑誌の対談。小林は当時、浅丘ルリ子さんと恋仲だったが、ひばりさんから「あなた恋人いるの?」と尋ねられ、「いませんよ」と返事したため、どこにいてもひばりさんの付き人から「お嬢さんがお食事をするのにさびしいと言っていらっしゃいますから、いらしてください」と電話で呼び出され、ひばりさんの母、加藤喜美枝さんに「ここに座んなさい」と席まで案内されて、周囲から「ようようダーリン!」などと冷やかされるような関係へと発展。24歳の時に結婚した。
わずか1年あまりの短い結婚生活だったが、自宅で一緒に過ごしてる時、ひばりさんは手料理を作るなど妻としての役目を務めようと一生懸命努力してくれたと述べ、感謝の言葉を口にした。一方で、歌や芝居などに向き合っている時には自分だけの世界に入り込み、そばにも近寄れないオーラを漂わせていたとも語り、「スターっていうのはすごいもんだって感心してました」と述懐。次から次へと飛び出す往年の大スターの逸話に、徹子は「すごいね!」を連発して圧倒されていた。

