●任意保険の意外な落とし穴
このような損害は、基本的には自賠責保険に加え、対物・対人無制限の任意保険に加入していればカバーできると思われます。
強制加入の自賠責だけだと、対人賠償について、たとえば死亡の場合1人3000万円までしか補償されませんし、対物賠償は補償されません。部活送迎をする場合には必ず任意保険に加入しておくべきでしょう。
ただ、任意保険では、約款上、運転者の父母・配偶者・子どもが被害者となる場合には保険金が支払われないという親族間の免責規定があります。ご自身の子どもに関しては任意保険からの支払いは行われないことに注意が必要です。
自分の子どもについても保険でカバーするためには、人身傷害保険や搭乗者傷害保険を別途つけておく方が良いでしょう。
(※なお、上の解説は一般的な任意保険を想定したものであり、補償範囲は各社の約款や特約で細かく異なることにも注意が必要です。)
●刑事責任も別途問われうる
刑事責任も別途問われます。事故で人を死傷させた場合、過失運転致死傷罪(自動車運転死傷行為処罰法5条、7年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金)に問われます。

