発表内容への受け止めは?
編集部
厚生労働省が発表した内容への受け止めを教えてください。
五藤先生
医療費の適正化と国民皆保険の持続性という観点では、今回の改定には一定の合理性があると考えています。一方で、慢性疾患で複数の薬を長期間服用している人や高齢の患者さんにとっては、家計への影響が大きくなることは避けられません。ただ、ジェネリック医薬品は国の厳格な基準をクリアし、先発医薬品と有効成分・効き目・安全性が同等と認められた薬です。臨床現場でも、後発医薬品に切り替えて治療効果が落ちたと感じることはほとんどありません。
重要なのは、効能・効果に差がある、副作用の懸念がある、剤形上の問題で服用が難しいなど、医学的に先発医薬品が必要なケースは引き続き追加負担なく処方できるという点です。この制度変更を機に、ご自身の薬について「後発医薬品があるのか」「自分にとって先発医薬品である必要があるのか」を、かかりつけの医師や薬剤師に一度相談することをお勧めします。
編集部まとめ
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を含み、品質や安全性が確認された医薬品です。今回の制度変更によって、薬の選び方が家計にも影響する場面が増えるかもしれません。不安がある場合は自己判断せず、医師や薬剤師に相談することが大切です。
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