Baltic Island
日本初の大規模ショーケース、150点以上が集結
Karolis Strautniekas Blue Pages (2017)
Birutė Žilytė Laumiukas 1970
Eiko Ojala James Joyce (2022)
本展は、バルト三国のビジュアルカルチャーに焦点を当てた日本初の大規模なショーケースです。イラストレーション展、アニメーション上映プログラム、関連イベントの3つの柱で構成されており、30名の作家による150点以上の作品が一堂に会します。
キュレーターのビアンカ・ソー(エストニア)とイエヴァ・バビライテ(リトアニア)が手がけるイラストレーション展では、古くから受け継がれてきた物語や記憶と、デジタル・アイデンティティ、生態系の脆弱性といった現代的なテーマが交差する豊かな視覚世界が広がります。著名な巨匠から気鋭の現代作家まで、バルト地域ならではの繊細で奥行きのある表現に触れることができるでしょう。
アニメーション50本以上——余白と沈黙が語るもの
イラストレーション展と並行して、50本以上の厳選されたアニメーション作品による上映プログラムも開催されます。プログラムディレクターはラトビアのアンナ・ザカ。ユーモアたっぷりの皮肉なもの、前衛的な実験作品、家族を題材にした物語まで、テーマごとに構成された多彩なラインナップが用意されています。
バルト三国のアニメーションが持つ最大の特徴は、余白・沈黙・空気感で語る独特の表現にあります。説明過多な演出に頼らず、観る者の想像力に静かに働きかけるその世界観は、日本のアニメーションや物語文化に親しむ観客にとっても、新鮮な発見をもたらすはずです。
