
北海道を代表する郷土料理として親しまれているジンギスカン。独特の調理法と羊肉の豊かな風味が特徴の、食欲をそそる焼き肉料理です。知れば知るほど奥深く楽しみ方が無限大なジンギスカン。この記事を読んで、ぜひご自宅でも挑戦してみてくださいね!
ジンギスカンとは?その特徴と魅力
ジンギスカン(成吉思汗)は、羊肉と野菜を一緒に焼いて食べる料理です。独特な調理スタイル
ジンギスカンの特徴は、中央が盛り上がったドーム型の専用鍋を使う点にあります。
この独特な形状には秘密があり、中央の盛り上がった部分で羊肉を焼き、円の周りで野菜を焼くのが基本の食べ方です。こうすることで、肉から流れ落ちる旨味のある肉汁が溝に沿って周りの野菜に流れ込み、野菜も美味しくなる仕組みです。
ちなみに、このジンギスカン鍋の形状は、モンゴルの鉄兜が由来だという噂もあります。

ジンギスカンの味と歴史
醤油、みりん、にんにく、しょうがなどがベースの甘辛いタレで味付けされることが多いです。野菜の甘みも加わるため、初めて羊肉を食べる方でも食べやすい料理と言えるでしょう。
ジンギスカンが日本で広まった背景には、大正時代に政府が立案した「綿羊百万頭計画」があります。軍服生産のための羊毛需要が高まり、副産物としての羊肉の活用が研究された結果、大正時代から昭和初期にかけて庶民に広まっていったのです。
発祥については諸説ありますが、中国の羊肉の焼肉料理「コウヤンロウ(鍋羊肉)」を日本人向けにアレンジしたのがルーツと言われています。
初心者ならラム、通ならマトン
ジンギスカンに使われる羊肉は、主にその生育度合いによって「ラム」、「マトン」、「ホゲット」に分けられ、それぞれ特徴が異なります。
■肩ロース、ロース、バラそれぞれの部位にも注目!
肉の種類だけでなく、部位選びもジンギスカンを楽しむ上で重要です。
■肩ロース:
肉質が柔らかく、味わい深いです。
■ロース:
羊肉の中でも肉質が柔らかく、うまみも強い高級部位。
■バラ肉:
脂肪が多く、特有のコクと旨味が詰まっています。焼くと脂が溶け出し、香ばしさと旨味が引き立ちます。
■ジンギスカンの2つの楽しみ方:タレのスタイル
ジンギスカンには、主に「焼いた後にタレを付けるスタイル」と「下味を付けてから焼くスタイル」の2種類の食べ方があります。

どちらのスタイルも魅力があるので、食べ比べてみるのも楽しそうです。

