女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)の第37回が19日に放送される。
朝ドラ「風、薫る」第37回(5月19日放送予定)ポイント
りん、乳がん患う和泉千佳子(仲間由紀恵)に寄り添おうとするが、突き放される
直美も担当する丸山忠蔵(若林時英)から「痛い一言」食らう
りんと直美、悩み分かち合うが解決策見つからず
朝ドラ「風、薫る」第8週「夕映え」(第36~40回)ストーリー展開【ネタバレ】
帝都医科大付属病院に和泉侯爵家の妻・千佳子が入院してきた。千佳子は病院生活が気に入らず、「退院させてもらいます」と言って教授の今井益男(古川雄大)らを困らせた。
ある日、今井たちはりんと直美を院長室に呼び、千佳子の看護をりんにやらせたいと提案した。看護担当のバーンズ(エマ・ハワード)は、問題が起きたときに養成所のせいにしようという医師たちの魂胆を見抜き、この話に反対。直美は教授たちに「華族の奥様の看病など恐れ多いと固辞されています」というウソの説明をするが、教授助手の黒川勝治(平埜生成)はりんの気持ちを確かめた。戸惑うりんの前で、直美はバーンズに相談を持ちかけた。りんは武家の娘で、よくも悪くも患者の心に触れる看護ができるとバーンズを説得。りんは「やらせてください! 私、一ノ瀬りん、まだ見習の身で未熟ではございますが、精いっぱい努めます」と「立候補」した。教授たちの思う壺になり、バーンズは天を仰ぐが、「りん、直美。私は、あなただけではなく、直美の言葉を信じました。言葉には責任が伴います。患者のため2人で協力しなさい」と指示。バーンズが去った後、りんは直美に礼を言った。直美は「失敗したら私の責任にもなるんだからしっかりやってよ」といつものように憎まれ口をたたくが、教授たちに説明する際、直美が「りん」と言ったことがりんはうれしかった。
りんは千佳子がいる個室を訪れ、看護婦の意義を説明して自分はその見習生だと丁寧にあいさつするが、千佳子は「女中でないなら一体何をしてくださるの?」と言ってりんをにらんだ。千佳子は看護婦の存在意義に懐疑的で、りんが千佳子の脈をとろうとしたり、食事や「お通じ」について聞くと、「無礼者! 恥を知りなさい!」と激怒し、りんを病室から追い出した。
直美は丸山の傷口が快方に向かっていることに手応えを感じていた。その日の夕食、りんや直美の同期と教師の松井エイ(玄理)は、千佳子がなぜ他人に体を触られるのを嫌がるのかを考えた。千佳子の病気は「胸」。8人は、もし自分が患者ならという視点でそれぞれが思いを巡らせる。りんは仲間たちの話を聞き、「患者さんと同じ気持ちになってみる…」とつぶやいた。
りんは千佳子の病室を訪れ、心を寄せようと「奥さまのお辛い気持ちは分かります」と声をかけるが、千佳子は枕を投げつけて「気持ちがわかるなんてたやすく言わないでちょうだい!」とブチ切れ。「私は病人であなたは私を看護する看護婦とやらなんでしょ? 思いあがらないで」と声を荒らげた。
朝ドラ「風、薫る」第37回見所
りんは、乳がんを患う千佳子の気持ちに寄り添おうとするが、突き放されてしまう。同じ頃、直美も丸山から痛いひと言を言われてしまう。
りんと直美は2人で悩みを分かち合うが、解決策は見つからない。
朝ドラ「風、薫る」とは?
大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

