義実家を訪れるたび義母に「座ってて」と言われる私。しかし、忙しく家事をしている義母を前に、何もしないわけにはいきません。そう思ってお手伝いをするうちに、私は義母の本当の気持ちに気がついたのです――。
「座ってて」と言う義母
夫と結婚し、義実家を訪ねるようになった私。「義実家では、何か手伝いをするものだ」と思っていました。しかし、手伝おうとするたび、義母は「座ってて」「いいのいいの」と言います。
夫はまったく手伝おうとせず、座っています。義母が夫の飲み物を取ろうとしても、夫は動きません。やがて何度も義実家を訪問するうちに、気づいたことがあります。
手伝ってわかった義母の本心
それは「義母は全部自分でやりたい人」ということでした。
私が「洗い物しますね」と手伝った際は、私の洗い方がお気に召さなかったのか、洗い直されました。その後も洗濯物をたたんだり、布団を敷いたりと手伝いを試みました。しかし、洗濯物はたたみ直され、布団も敷き直されてしまうのです。
その様子に私はショックを受けたり戸惑ったりしつつも、「義母は本当に何もしてほしくないのだろう」と感じるようになりました。家事には義母のルールがあり、義母の「座ってて」という言葉が本心だったと、私は理解したのです。

