女優の伊藤沙莉が、今秋放送される連続ドラマ「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)に出演することが決まった。箱根駅伝をテーマにした作品で、伊藤は生中継を担うセンターディレクター・宮本菜月役を演じる。伊藤といえば、4月27日から世界配信が始まった「地獄に堕ちるわよ」(ネットフリックス)での演技が話題を集めたが、地上波の連ドラ出演は、主演を務めたNHK連続テレビ「虎に翼」(2024年)以来となる。
大泉洋が主演を務める本作は、池井戸潤さんの同名小説が原作。箱根駅伝に2年連続で出場を逃した古豪・明誠学院大の陸上競技部を中心とした挑戦と、箱根駅伝の生中継を担う「大日テレビ」の舞台裏が描かれる。
伊藤が演じる菜月は、大日テレビのプロデューサー・徳重亮(大泉)とともに、失敗が許されない国民的生中継のセンターディレクターという初めての大役に応えようとするあまり、時には周囲とも衝突する熱意ある女性という役どころ。
伊藤沙莉 コメント
「私は『箱根駅伝中継』を担うテレビ局側で、センターディレクターの宮本菜月役を演じます。センターディレクターとは、大泉さん演じるチーフプロデューサーの下で現場を取り仕切る責任重大な役職です。
今まで演じてきた役とは少し違って、感情を表にだす役柄ではありません。私としては珍しい役で、普段はクールに振る舞っているのですが、箱根駅伝にかける熱い想いをもっている人物です。
上司役の大泉さんは、噂によると理想の上司ランキング1位を狙っているって聞きました(笑)が、本当に余裕でなれるんじゃないかと思うくらい、常に周りをよく見てくださっています。“やるよ”と強く引っ張るというより、ご自身の背中や姿勢で示してくださる方。だからこそ自然と“ついていきたい”と思わせてくれる。スタンバイ中も一人ひとりに話しかけて、みんなが居やすい空気を作ってくださっていた。真ん中に立つ人の器を感じましたし、本当に理想の上司だと思います。
役作りの一環として今年の箱根駅伝の中継をサブコン(副調整室)で見学させていただいたのですが、ディレクター陣がどういう動きをしているのか、現場の空気感を知ることができました。ものすごい熱量を肌で感じて、『ドラマだから』では済まされない覚悟みたいなものが、自分の中に生まれた気がします。思い出すだけでも汗をかくくらいの熱量で、年の初めにすごく良い現場もみさせてもらったので、このカッコよさをドラマを通じてしっかり届けられたらと思っています。
そして、私はこの作品、本当に“伝説になるようなとんでもない作品”だと思っています。もともとの原作からそう感じていましたが、台本を最初から最後まで通して読んだ時、自分でも驚くくらい胸を動かされました。私は普段、台本を読んで涙をこらえることってあまりないんですが、今回は何度も込み上げてくるものがあって、ちょっと涙が出てしまうくらいで…。文字を読んでいるだけなのに、こんなにも熱くなるんだ、と。本当に大人になってから、ここまで心を突き動かされるとは思っていなかったので、自分自身すごく驚きました。
だからこそ、この熱さをぜひ映像を通して体感していただきたいです。毎年箱根駅伝を見ている方にも、これまで箱根駅伝を見てこなかった方にも、『こんな戦いがあったんだ』『こんな思いを背負って走っていたんだ』というのがたくさん詰まっていて、そのことだけでも皆さんがこのドラマを見る時間が素敵になるという自信があります。ぜひ楽しみにしていてください。みんなで力を合わせて頑張っていますので、よろしくお願いします」

