ブルスケッタをもっと美味しく作る「プロのコツ」
ブルスケッタはシンプルな料理だからこそ、素材と下準備が重要です。本場の味に近づけるための秘訣を見ていきましょう。
■パンの選び方と焼き方
■パンは、バゲットやカンパーニュ(カントリーブレッド)など、クラスト(外皮)がしっかりしたものが適しています。
■厚さは1.5~2cmほどにカットするのが一般的です。厚めに切ることで、具材の水分を吸ってもパンが崩れにくくなります。
■焼く際はオーブントースターなどを使い、表面にしっかり焼き目をつけてサクサクとした食感にし、中をしっとりさせましょう。
■焼き上がったら、熱いうちににんにくの切り口をこすりつけると、香りが格段にアップします。
■トッピングの準備と仕上げ
■定番のトマトを使う場合は、種と水気をしっかり取り除くことが大切です。これをするだけで、パンがべちゃべちゃになる失敗を防げます。
■オリーブオイルは高品質なエキストラバージンを選ぶと、風味が格段に上がります。
■仕上げに、新鮮なイタリアンパセリやバジルを手でちぎって加えると、香りが引き立ちます。
■具材の味付けは、塩加減とオリーブオイルの量で濃淡が決まるため、最後に調整しましょう。
お手軽!家庭で作れるブルスケッタのアレンジレシピ2選
ブルスケッタは、トマトとバジルを使った定番の組み合わせ以外にも、きのこや魚介、和風の食材など、季節や好みに合わせた自由なアレンジが楽しめるのが魅力です。ここでは、食卓を彩るおすすめのブルスケッタレシピを2つご紹介します。

グリーンブルスケッタ
【材料・2人分】
きゅうり…2本、しらす干し…30g、粉チーズ…小さじ1、フランスパン(1cm厚さに切ったもの)…4切れ
〈レモンドレッシング〉
レモン汁、オリーブ油…各小さじ1
塩、こしょう
【作り方】
1.きゅうりは薄い小口切りにしてボウルに入れる。塩小さじ1/3をふってもみ、約15分おく。しんなりしたら、水けを絞る。
2.再びボウルに入れ、しらす、レモンドレッシングの材料を加えて混ぜる。
3.軽くトーストしたフランスパンに等分にのせ、粉チーズ、好みで粗びき黒こしょうをふる。
(1人分111kcal、塩分2.0g 調理/重信初江 栄養計算/スタジオ食)
▶教えてくれた人 重信初江先生
料理研究家。初心者でも簡単に料理を楽しめるレシピが人気。NHK「あさイチ」「きょうの料理」などのテレビ番組に出演するほか、雑誌や広告などでも活動。著書に「がんばらない晩ごはん献立」(学研プラス)、「昔ながらのおかず 保存版」(主婦と生活社)などがある。

ミニトマトのブルスケッタ風
【材料・2人分】
アンチョビー…2枚、ミニトマト…10個、にんにくのみじん切り…小さじ1、バゲット(5mm厚さに切ったもの)…適宜
オリーブ油、砂糖
【作り方】
1.ミニトマトはへたを取る。アンチョビーは細かく刻む。
2.耐熱ボウルに1、にんにく、オリーブ油大さじ1、砂糖小さじ1/4を入れて混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(500W)で1分30秒〜2分加熱する。取り出して混ぜ合わせる。
3.バゲットにのせて食べる。
●バゲットはトースターでカリッと焼いても。
(1人分130kcal、塩分0.7g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
▶教えてくれた人 小林まさみ先生

料理研究家。結婚後、料理研究家を目指して働きながら調理師学校で学ぶ。在学中から料理研究家のアシスタントなどを務め独立し、その後は雑誌、単行本、テレビ、企業のレシピ開発、イベントなどで活動。
ブルスケッタは、焼いたパンににんにくとオリーブオイルを塗るという簡単なひと手間を加えるだけで、具材の味を最大限に活かし、食感も楽しめるイタリアンの名脇役です。
乗せる具材は、季節の野菜やチーズ、生ハムなど、あなたのアイデア次第で無限大。彩りや華やかさを意識すれば、ちょっとしたおもてなしメニューとしても活躍してくれます。
ぜひ、今回ご紹介したレシピを参考に、ご自宅での食卓やパーティーで本格的なブルスケッタを楽しんでみてくださいね。
文=レタスクラブ編集部K 監修=齋藤久美子(栄養士)

