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「甲状腺がんを放置する」とどうなるかご存知ですか?種類も医師が解説!

「甲状腺がんを放置する」とどうなるかご存知ですか?種類も医師が解説!

甲状腺がんの分類

甲状腺がんは細胞の形や増殖の仕方により、主に4つに分類されます。具体的には次のようなものがあります。

甲状腺分化がん

髄様がん

未分化がん

悪性リンパ腫

それぞれについて詳しく解説します。

甲状腺分化がん

甲状腺分化がんは、甲状腺がんの中でも性質が穏やかで予後が良いことが特徴です。甲状腺分化がんは、さらに次の3タイプに分けられます。

乳頭がん

濾胞(ろほう)がん

低分化がん

乳頭がんはもっとも多くみられるタイプで、全体の約90%を占めます。進行が非常に遅く、予後も良いでしょう。濾胞(ろほう)がんは2番目によくみられるタイプで、約5%を占めます。
リンパ節への転移は少ないものの、がん細胞が血液中を流れ、肺や骨など遠くの臓器に転移しやすいです。低分化がんは1%未満のまれなもので、遠くの臓器に転移しやすい特徴があります。

髄様がん

髄様がんは約1~2%を占めるがんで、乳頭がんや濾胞(ろほう)がんより進行が速く、リンパ節・肺・肝臓などへ転移しやすい特徴があります。また、遺伝性のものがあることも特徴です。

未分化がん

未分化がんは全体の約1~2%を占めるがんで、進行が非常に速いほか、悪性度も高いことが特徴です。
反回神経・気管・食道など甲状腺近くの臓器に広がりやすいことに加え、肺や骨など遠くの臓器にも転移しやすい傾向があります。

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は血液のがんで、全体の約1~5%を占めます。慢性甲状腺炎(橋本病)のある人に多く発症する傾向があります。
甲状腺全体が急速に腫れたり、嗄声・呼吸困難などが起こったりする場合があるのも特徴です。

編集部まとめ

甲状腺がんは進行が遅いものが多いとはいえ、放置することは危険です。腫瘍が大きくなったり、転移したりする可能性があるため、治療したほうが良いでしょう。
自覚症状の少ないがんですが、しこり・飲み込みにくさ・声のかすれ・呼吸困難感などの症状が出る場合があります。
症状が気になる場合は、そのまま放置するのではなく、早めに病院を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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