歩み寄ろうとして見えた限界
誤解を解こうと夫と相談し、直接話しに行きました。
しかし、ドアチェーン越しに返ってきたのは冷たい言葉でした。
「子ども産むなら、防音の家に住むのが常識でしょ?」
その瞬間、胸の奥からふつふつと怒りが湧きました。
こちらの対策や事情を伝える余地はなく、どれだけ気を遣っても、歩み寄る気なんてない、「これは話し合いで解決する相手ではない」と感じました。
“問題は自分じゃなかった”という事実
さすがに生活に支障が出るレベルになったため、私は管理会社へ相談しに行きました。
事情を説明すると担当者は驚いたようで、「実は」と言いにくそうに続けました。
「Bさん、以前から生活音に異常に敏感でクレームを繰り返すと何件も報告があって……」
まさかの“常連”だったのです。
さらに、以前住んでいた住人は、夜の洗濯機音、スマホの着信音、くしゃみの音まで注意されたらしく、何人も引っ越していったとのこと。
私は呆れながらも、同時に少しだけホッとしました。
「私の努力が足りないせいではなかった」とわかったからです。

