脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「甲状腺がん」は自覚症状が現れにくい?”進行時に現れる4つの症状”も医師が解説!

「甲状腺がん」は自覚症状が現れにくい?”進行時に現れる4つの症状”も医師が解説!

甲状腺がんの主な症状はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が甲状腺がんの概要と主な症状について解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

※この記事はメディカルドックにて『「甲状腺がんを放置する」とどうなるかご存知ですか?症状や治療法も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

竹内 想

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)

名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。

甲状腺がんとは?

甲状腺がんとは、甲状腺の一部にできた腫瘍のうちで悪性のものです。甲状腺は、喉仏(のどぼとけ)の下あたりにあり、甲状腺ホルモンと呼ばれるホルモンを分泌する働きがあります。
原因は不明ですが、一部には遺伝性のものもあります。基本的には進行が遅くて治る可能性は高いですが、未分化がんと呼ばれる一部の種類は進行が速く、転移しやすいです。
自覚症状はあまりみられませんが、喉仏(のどぼとけ)の下にしこりができて診察した結果、見つかる場合が多いでしょう。

甲状腺がんの主な症状

甲状腺がんになると、どのような症状が現れるのでしょうか。実は、自覚症状はあまり見られない場合が多いことが特徴です。
具体的には次のような症状が見られることがあるでしょう。

しこり

飲み込みにくさ

声のかすれ

呼吸困難感

甲状腺がんで見られる症状についてご紹介します。

自覚症状はあまり見られないことが多い

甲状腺がんの場合、自覚症状はあまり見られないケースが多いです。とくに大部分を占める分化がんの場合、自覚症状はほとんどありません。
次に挙げる、喉仏(のどぼとけ)の下にできるしこりがもっとも自覚しやすい症状です。ただし、未分化がんの場合や、がんが大きくなってくると次に挙げるような症状が現れる場合があります。

しこり

しこりは、甲状腺がんでもっとも多い自覚症状です。喉仏の下にしこりが触れる場合が多いですが、がんが進行して首のリンパ節に転移すると、首の横にもしこりが触れる場合があるでしょう。
ただし、しこりができている場合があったとしても腫瘍ではなく正常な細胞が部分的に多くなったり、水分がたまったりしてできる場合もあります。

飲み込みにくさ

別の症状としては、飲食をしている際に飲み込みにくさを感じる場合があるでしょう。腫瘍が大きくなると気管や喉頭を圧迫するようになるため、物が飲み込みにくくなります。
喉の痛みがないのに違和感が続く場合は、甲状腺の疾患を疑ってみる必要があるでしょう。

声のかすれ

他の症状として、声のかすれが現れる場合もあります。甲状腺の近くには声帯を動かす神経である反回神経が通っています。
がんが大きくなって反回神経に触れるようになると、神経の麻痺が起こるため、声がかすれる場合があるでしょう。声のかすれを嗄声(させい)ともいいます。

呼吸困難感

さらに、呼吸困難感の症状が現れるケースもあります。他の症状と同じく、腫瘍が大きくなり、気管や喉頭を圧迫するようになることが原因です。
また、気管にがんが浸潤し、気管が狭くなるために息苦しさを感じるケースもあるでしょう。ひどい場合には、気管内挿管や気管切開による気道確保が必要なケースもあります。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。