別腹で甘いものが食べたくなった時の対策

食べ物を見えない場所に置く
前述の通り、新しい食べ物が目に付くと、ドーパミンによる報酬系が回ってしまい「食べたい」という衝動がでてしまいます。そのトリガーになるのは、まずは食べ物を見つけるという視覚的な情報です。食後は次の食べ物を見えないところに置くことが第一の対策です。
温かいお茶やブラックコーヒーを飲む
温かい飲み物は胃を落ち着かせ、満足感を高める効果があります。特に香りの良いハーブティーやコーヒーは、味覚をリフレッシュさせ、甘いものへの執着を断ち切るのに役立ちます。砂糖やミルクを入れずに香りを楽しみながらゆっくり飲むことがポイントです。
すぐに歯磨きをする
食後すぐに歯磨きをして口内をすっきりさせることで、脳に「食事終了」の合図を送ることができます。また心理的にも糖分の多いものは取りにくくなるので、間食が取りにくい状況を作ることが可能です。また、ミント系の歯磨き粉を使うと、その後に甘いものを食べても味が変わってしまい、美味しく感じにくいため、間食の抑止効果が高まります。
高カカオチョコレートを少量食べる
どうしても甘いものが我慢できない場合は、カカオ分70%以上のチョコレートをひとかけらだけ食べるのが有効です。高カカオチョコレートにはポリフェノールが含まれ、少量でも満足感が得られやすく、血糖値の上昇も比較的緩やかです。
フルーツを代用する
ケーキやクッキーの代わりに、季節の果物を少量食べるようにします。果物にも果糖は含まれますが、ビタミン、ミネラル、食物繊維も同時に摂取できるため、精製された砂糖を使ったお菓子よりは健康的です。ただし食べ過ぎには注意しましょう。
「別腹」についてよくある質問

ここまで別腹について紹介しました。ここでは「別腹」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
甘いものの摂取を止めるとどんな健康効果が期待できますか?
齋藤 雄佑 医師
甘いものへの依存から抜け出すと、血糖値の乱高下がなくなるため、日中の眠気や集中力の低下が改善され、精神的にも安定しやすくなります。また、余分な糖質による肌の糖化(老化)が防げるため、老化予防になったり、肌荒れやくすみが改善したり美容効果も期待できます。長期的には糖尿病や肥満のリスクが下がり、内臓の負担が減ることで、より活動的で健康的な生活を送ることができるでしょう。

