パプリカの保存方法や期間

冷蔵保存
丸ごとのパプリカは、涼しい時期であれば常温でも保存できますが、基本的には冷蔵保存がおすすめです。丸ごとの場合は、1個ずつキッチンペーパーに包んでからビニール袋などの保存袋に入れます。パプリカは水分が多いワタから傷むため、カットする場合は縦半分に切ってワタと種を取り除くこと。水気に弱いため、切り口の水分をキッチンペーパーでしっかりと拭き取ってから、乾燥を防ぐためにラップで包むのがポイントです。丸みがある方を下にすると重さで傷みやすくなるので、切り口を下にして野菜室で保存します。目安の保存期間は7日から10日です。
冷凍保存
冷凍の場合も同様にワタや種を取り除き、細切りや乱切りなど食べやすく切ってから冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。目安の保存期間は1カ月です。凍った状態で炒め物などの加熱調理に使用でき、サラダなどのトッピングなど生で食べる場合は冷蔵庫で自然解凍するようにしましょう。
「パプリカとピーマンの違い」についてよくある質問

ここまでパプリカについて紹介しました。ここでは「パプリカとピーマンの違い」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
ピーマンが熟すとパプリカになるのでしょうか
池田 早苗
ピーマンもパプリカも、どちらもナス科トウガラシ属の野菜ですが、それぞれ別の品種です。ピーマンは、未熟な緑色のうちに収穫されることが多く、完熟すると赤くなりますが、それは「赤ピーマン」と呼ばれ、パプリカとは異なります。一方パプリカは、緑色の未熟な状態から完熟すると赤・黄色・オレンジ色などに色づき、甘みが強くなるのが特徴です。
パプリカがカラフルな色をしているのはなぜでしょうか
池田 早苗
パプリカがカラフルな色をしているのは、成熟の過程で含まれる色素が変化するためです。もともとパプリカは未熟なうちは緑色で、この時期は葉と同じ「クロロフィル(葉緑素)」という色素が多く含まれています。成長して完熟するとクロロフィルが減り、代わりに赤パプリカではカプサンチンなどの赤色系色素、黄パプリカではβ-カロテンやルテインなどの黄~オレンジ色系色素が多くなります。また、オレンジパプリカでは赤色系と黄色系の色素が混ざることでオレンジ色に変化します。このように、それぞれの色素によってパプリカは鮮やかな色を持つようになります。

