2012年の発売から未だに人気が衰えることを知らない「ヒトツブカンロ」の看板商品「グミッツェル」。「ヒトツブカンロ」とは菓子メーカー、カンロによるキャンディショップで、同年、JR東京駅にオープンした(※現在は閉店)。コンセプトは「ヒトからヒトへつながるヒトツブ」で、スーパーなどに並ぶ同社の商品とは一線を画す、ギフト向けのおしゃれな商品を展開している。
1号店となったグランスタ東京店は、同施設の一部リニューアル工事に伴い、今年1月に閉店となったが、現在は常設店となる原宿店(東急プラザ原宿「ハラカド」内)とポップアップストアとなる羽田空港店に加え、今月20日には伊勢丹新宿店がオープンした。各店舗でここでしか買えない限定商品も用意しているが、同ブランドの看板商品となっているのが先述の「グミッツェル」だ。原宿店においては、現在も整理券を配布しての販売形態をとっている。
まだまだ気軽に買える商品とは言いがたい、レアな「グミッツェル」だが、編集部では本商品をGET!次世代食感グミとうたう同商品を初体験した筆者によるレビューをお届けする。
開発5年の「グミッツェル」って?ASMRで人気爆発
発売から10年以上の時が流れ、決して真新しい商品とは言えないが、人気は衰えることなく累計販売数3300万枚を突破した「グミッツェル」。外側はパリッと、中はしっとりとした焼き菓子のプレッツェルをイメージしており、商品名もこれに由来している。
ユニークな食感もアピールポイントとなっているが、最大の特徴は食べるときの咀嚼音だろう。購入者によるSNSへの投稿も目立つが、カンロによる“公式咀嚼音”の再生回数は14万6000回を突破している(2026年4月時点)。
デビューから10年以上、その人気ぶりについては筆者も知っていたが、今回初めての実食へ。パリッとした食感や小気味よい咀嚼音への期待に胸が高鳴るなか、いざ一口。
最初に抱いた感想は「ASMR(人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よさやぞくぞくする快感)動画のとおりの音」というものだった。これまでにも公式が発信しているものや、一般ユーザーによる投稿を耳にしてきたが、誇張ではなく、動画で聞いたままの音が実際に楽しめたことには思わず感動した。これはしっかり噛んで、独自の咀嚼音を味わいたくなる、と思わず唸ってしまった。そんな咀嚼音を生み出すコーティングのパリッとした噛み応えもたまらない。
どうしても“その音”がフィーチャーされがちな「グミッツェル」だが、グミ本体の味や香りもよい。話題性も抜群なので手土産としても喜ばれるが、カジュアルすぎない上品さも備えている。また、一見小さく思えたが、1個でなかなか満足感が得られた。
なお、原宿店では「グミッツェル」単品での販売に加え、「グミッツェル缶 6個セット ハナ」(1600円/税込み、以下同)を販売。こちらは春夏限定のデザインで、かわいらしいグミッツェルのイラストと花柄をあしらっている。中身はグレープ味、ソーダ味、ラフランス味、グレープフルーツ味、オレンジ味、ピーチ味の「グミッツェル」がそれぞれ1個ずつ入っている。
羽田空港で要チェックなのは「空飛ぶ mofuwa(モフワ)プチ」
羽田空港のポップアップストアでは「グミッツェル」をはじめとする「ヒトツブカンロ」の人気商品を取り扱っているが、ここでしか買えない注目の商品が限定パッケージの「空飛ぶ mofuwa(モフワ)プチ」(1100円)だ。
「mofuwa(モフワ)プチ」はエアレーション製法で作り上げたマシュマロで、柔らかいのに弾力のある噛みごたえが特徴。今までにない不思議なもふふわ食感が楽しめる。
実際に筆者も試食してみたところ、最初は「マシュマロ?」と思うほどの弾力だったが、徐々に「もふふわ食感」へと変化。「グミッツェル」とはまた違った魅力があり、くせになる食感だ。
また、酸味のあるパウダーがコーティングされており、口に入れた瞬間は同社の「ピュレグミ」のような酸っぱさがあるが、次第にパウダーが溶け、マシュマロの甘みが現れる味の変化もおもしろい商品といえる。口内でなめて、味と食感の変化を堪能するのもおすすめだ。
限定パッケージでは、空高い情景の中に雲の形をした“mofuwa”を配置。空の旅を盛り上げてくれるデザインとなっている。また、三角のテトラ小袋入りでシェアしやすく、バラマキ用のお土産としてもよいだろう。ヨーグルトソーダ味とグレープソーダ味の2つの味が楽しめるのもうれしいポイントだ。なお、羽田空港のポップアップストアは7月7日までとなっている。
新たな常設店が伊勢丹新宿店に誕生
20日には、新たな常設店となる伊勢丹新宿店がオープンした。こちらでは老舗の百貨店にふさわしい限定の詰め合わせを販売している。同店では「グミッツェル」や「mofuwa」などが楽しめ、格式高いボックス入りの「ギフトBOXネイビー詰め合わせ」(3601円)を用意。カジュアルな場面からフォーマルな贈り物にまで対応した商品となっている。
なお、20~26日の午前10時から10時30分の販売については、抽選方式での事前予約制(エムアイカード会員限定)となっているが、各日午前10時30分頃から一般販売を行う。※混雑状況により一般販売の開始時間が変更になる可能性あり。
実はオンラインでも買える「グミッツェル」 定期便もあり
ここまで、ポップアップストアを含む各店舗と限定商品を紹介してきたが、「ヒトツブカンロ」ではオンラインショップも展開している。こちらではたっぷり「グミッツェル」を楽しめる「グミッツェルBOX 12個セット」や「同30個セット」、「mofuwaBOX6個セット」、「mofuwaプチ」などを用意している。
中でも注目したいのが、定期便サービスの「グミッツェル for me」(商品代金2700円+定期便専用送料300円)だ。こちらは月に1回発送されるサービスとなっており、「グミッツェルBOX 12個セット」1点と、月替わりのヒトツブカンロの商品1点が届く。その音と食感の虜となり、「グミッツェル」のファンになったならば、月に一度のお楽しみとして利用するのもいいかもしれない。

