
大和ハウスグループの大和ライフネクストは、6月1日(月)に福島県双葉町でリトリート型ホテル「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」を開業する。
これに先立ち、これまで完成予想パースのみで紹介してきた館内空間について、完成した姿を初めて公開した。
「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」について
「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」は、福島県双葉町・中野地区復興産業拠点に開業予定の、地域最大規模のバンケット&カンファレンスルームを備えたリトリート型ホテル。東日本大震災・原子力災害伝承館や、5月2日(土)に開園した福島県復興祈念公園に隣接し、地域の再生と交流の拠点としての役割を担う。
同ホテルは、「双葉の自然や産業を、ふたたび取り戻したい(再生)。」「この町や人の魅力と、ふたたび出会いたい(再会)。」「そして、またこの場所へ来たいと思ってほしい(再訪)。」そんな“ふたたび”の想いを込めて誕生する。
地域と調和しながら、訪れる人々が心と身体を見つめ直し、静かにととのう時間を過ごせる場所を目指している。
ホテルの思想を表現したエントランスアート

エントランスに設置されたアート作品『Between Us』は、人と人、土地と記憶の「あいだ」にある関係性をテーマに、互いに支え合いながら立ち上がる複数の木の柱で構成されている。形や太さの異なる柱は、大人や子ども、町に戻る人、これから初めて訪れる人など、双葉町に関わる多様な人々の姿を象徴している。

柱の表面には和紙を用い、その下地には福島県浪江町発祥で300年以上の歴史を持つ大堀相馬焼と、石川県を産地とする九谷焼の陶片を組み込んでいる。震災や、制作の過程で生まれた陶片を再構成することで、「再生」や「新たな価値の創出」を表現した。
このエントランスアートは、壊れたものや生まれることのなかった素材に新たな意味を与えることで、人と人、土地と時間が重なり合い、ふたたび動き出す場であるという「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」の思想を、空間の入口で静かに示している。
