中性脂肪を下げる薬の種類
中性脂肪を下げる薬はフィブラート系、EPA・DHA製剤、スタチン系など数種類の薬剤があります。
フィブラート系薬
フィブラート系薬の成分は、フェノフィブラート・ベザフィブラート・ペマフィブラートなどがあります。
中性脂肪の合成を抑える働きや中性脂肪の分解を促進させる作用があります。
EPA・DHA製剤
魚の脂などに含まれるEPA(イコサペンタエン酸エチル)・DHA(ドコサヘキサエン酸エチル)から作られている薬剤です。
肝臓からの中性脂肪の分泌抑制と、血中の中性脂肪を減らす作用があります。
スタチン系薬
スタチン系薬は、コレステロールの合成を抑える治療薬です。しかし、中性脂肪の低下効果も多少あると報告されています。スタチン系薬剤にはアトルバスタチンカルシウム水和物、ロスバスタチンカルシウム、ピタバスタチンカルシウム水和物などがあり、薬剤の種類によって中性脂肪を減少させる効果は異なります。これらの薬剤は、主にLDLコレステロールを低下させる目的で使用するため、中性脂肪を下げるために使用することはあまりありません。
「中性脂肪を下げる薬」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「中性脂肪を下げる薬」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
中性脂肪を下げる薬は何科に行けば処方されますか?
伊藤 陽子(医師)
健康診断などで、中性脂肪が高いと指摘されたら、一般内科を受診しましょう。すぐに薬を処方されることは少ないでしょう。まずは、治療の基本となる食事療法や運動療法など生活習慣の改善を行います。効果が不十分であったり、合併症がある場合に薬物療法を併用する場合があります。
中性脂肪の治療薬は何日服用したら効果が出ますか?
伊藤 陽子(医師)
中性脂肪の治療薬の効果が出る時期については、薬の種類などで異なります。おおむね4週間程度では、治療効果が発揮されていると考えられます。・フィブラート系は、12週間で43%~48%程度の低下・EPA・DHA製剤は、8〜52週間で14〜20%程度の低下・スタチン系は、12週間で12%~19%程度の低下と報告されています。

