夫がうれしそうに語る、家族の昔話。しかし、それを聞いた私は思わず言葉を失ってしまいました。なぜかというと……。
「やんちゃ自慢」が笑い話に聞こえない理由
夫はときどき、義父の昔話をします。本人は楽しい話のつもりなのかもしれませんが、私はいつも反応に困ってしまいます。
たとえば、「親父って昔さ、けんかばかりで、拳が潰れてるんだよ」などと言うのです。酔った義父が家の中で暴れ回った話や、ものすごいスピードで車を追い抜いていった、という話も聞いたことがあります。
聞くたびに、「それは笑い話として話すには少し重いのでは……」と心の中で思っていました。
家族の前でも語られる昔話
今の義父は穏やかで、孫にもやさしく接してくれるおじいちゃんです。だからこそ、夫から聞く破天荒な昔話とのギャップは、どう受け止めればいいのか迷ってしまいます。
特に困るのは、夫がそうした話を友人との食事中や、子どもの前でもあまり気にせず話すことです。
わが子が「じいじ、悪かったんだね!」と笑っているのを見ると、私はどう反応したらいいのかわからなくなります。「悪いことをするのがかっこいい」と思われても困りますし、かといって「じいじは怖い人」と受け取られてしまうのも本意ではありません。

