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FPの未来予測「このままだと1億3000万円足りなくなります」家もお金も崩壊してた漫画家が、不安から抜け出すまで

■「もう1人産んでもいい」と思えるようになったのは、整えたから

――おめでとうございます! 現在の妊娠では、第一子の時と比べて、体調や心境にどんな違いがありますか。

真船さん つわりは、1人目の時もひどい方でしたが、2人目は楽になると聞いて期待してたら、死ぬほど重くて。 2~3ヶ月は本当に動けないぐらいでした。1人目の時は具合が悪かったら最悪寝ていればよかったけれど、今回はそうはいきません。でも、上の子がすごく楽しみにしていて「赤ちゃん、赤ちゃん」って私のお腹に話しかけるのを見るとうれしいですね。

――引っ越してから、「もう1人産んで育ててもいいな」と思えるようになったのでしょうか?

真船さん それもありますね。前の家に住んでいた時は、息子を育てながら働くのでいっぱいいっぱいで、「いつか」を考えられなかった。本当に最近になって、「1億3000万負債」みたいな不安もだいぶ消えたし、もう1人来ても……という精神的な余裕が生まれた感じです。家とか、お金とか暮らしを整えるだけで、こんなに好転するんだ、って思いました。

――会社員のお仕事と漫画のお仕事で多忙なうえ、妊娠中ということで、ご自身をいたわるために心がけていることはありますか。

真船さん ハードルを上げないようにしよう、というのは常に心がけています。本の中でも、きっちり整えてそれをキープする、というより、そこそこの状態をキープする方が大事と描きましたが、私も夫も仕事が忙しいのは事実。その中で家のことをギチギチにルール化してしまうと、また私の悪い面が出て、できなくなった時に自分を責めちゃったり、全部どうでもよくなっちゃったりすると思います。
だから、お金の管理もゆるめです。家計簿は絶対続かないってわかっているので、共用口座のお金が順調に増えていれば健康的な状態だな、というぐらいのラインを保つ。家も、いつ写真を撮られても平気です、という状態にはしなくていい。朝は子どものおもちゃが散らかった状態で家を出てもいい。夜寝る前にみんなでちょっと綺麗にして、朝起きた時に気持ちいい状態ならOK。そういう「そこそこライン」を大事にしています。

■「自分がダメだから」じゃなかった――暮らしが回らない本当の理由

――最後に、かつての真船さんと同じように「生活がうまく回らない」と感じている方に、今だから伝えられることは……?

真船さん 今まで、私生活が回らなかったり、片付けがうまくいかなかったり、家が乱れてるのって、自分が悪いと思ってたんです。 私だけじゃなく、「自分がちゃんとできてないからだ」ってどんどん自己嫌悪に陥って、「忙しいから整える時間がない」と後ろ向きな言い訳をしながら自分を責めちゃうお母さんってすごく多いと思うんですね。
でも、本でも紹介したのですが、お片付けコーディネーターの本多さおりさんが「うまくいかないときは、システムが悪いんだよ」とおっしゃっていて。
よくあるのが、子どもが片付けをできないとき「しつけが悪い」のではなくて、片付けにくい配置だったり、求めているレベルが高すぎたり、ということが多いと。家族が洗濯物をしまわないとか、ソファの上にバッグを置きっぱなしにしちゃうとかも、全部その人たちが悪いんじゃなくてシステムに原因があるので、「システムを見直そう」ってことなんです。

――悪いのは人ではなく、システムなんですね。

真船さん 目から鱗でした。うまくいかないポイントは最大のヒントだから、「ソファにモノを置きがちなら、そこは置きやすい場所なんだから、ソファではなく棚を置けば解決するんじゃないか」とかね。だから、うまく片付けられないことでいちいち落ち込む必要ないと言われ、スッと腑に落ちました。
結婚、妊娠、出産、育児というタイミングは、書類との格闘も多いですし、子どものモノが増えたり、生活も変わってすごく大変になるご家庭が多いと思います。だからこそ、うまくいかなくても自分を責めずに、スモールステップでいいので仕組みを見直してみてほしいですね。
最初のひとつだけ、本当にちょっとだけ、システムを見直してみると、そこから「じゃあここもやってみよう」って気持ちになっていきます。少し余裕がある時に一歩踏み出してみると、変わるものがあるかもしれない、というのはお伝えしたいです。

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(マイナビ子育て編集部)

真船佳奈真船佳奈テレビ局局員兼マンガ家。2012年、株式会社テレビ東京に入社。入社3年目で制作局に異動し、バラエティ番組のADとして働く。その日常をコミックエッセイにまとめ、2017年『オンエアできない!女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます』(朝日新聞出版)でマンガ家デビューし、注目をあびる。以来、平日はテレビマン、週末はマンガ家という兼業生活を送る。2022年に第一子を出産。2023年8月に発売された『令和妊婦、孤高のさけび! 頼りになるのはスマホだけ?!』(オーバーラップ)が子育て中の女性を中心に深い共感を呼んでいる。→記事一覧へ
配信元: マイナビ子育て

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