迷子犬にしてはいけない絶対NG行為

迷子犬を見つけると、「一刻も早く助けてあげなければ!」「今すぐに保護してあげなければ!」と、焦る気持ちになってしまうものですよね。
しかし、その善意による行動が、かえって迷子犬の不安な気持ちを強めてしまったり、恐怖心を与えてしまったりすることがあります。
迷子犬は飼い主と離れてしまったことで不安な気持ちでいっぱいになっています。慣れない環境におかれてしまったことで、非常に警戒心が高まっている状態です。
普段は甘えん坊で人懐っこい犬も、迷子になっているときは攻撃的になってしまうことがあります。
このようなことから、どんなに犬が大好きで、犬に慣れている人であっても、迷子犬への対応は、より慎重になる必要があります。
1.大きな声で呼びかけること
迷子犬はなかなか近くには寄って来てくれません。そのため、「おいで!」と大きな声で呼びかけてしまいがちになります。
大きな声を出すと、迷子犬を驚かせてしまったり、怖がらせてしまったりし、パニックを引き起こす原因にもなってしまうことがあります。
声かけをするときは、優しく穏やかな声で話しかけるようにしましょう。
2.執拗に追いかけ回すこと

迷子犬は非常に警戒心が高まっています。近づこうとすると、逃げてしまいます。
執拗に追いかけ回すと、恐怖心からパニックを引き起こし、逃げ出した先が交通量の多い場所であった場合、交通事故に遭ってしまう恐れがあります。
見知らぬ人に追いかけられると、犬は本能的に「逃げなければ!」と、防衛反応から走り出してしまうことがあるのです。そうなってしまうと、他人では保護がより難しくなります。
3.いきなり触れようとすること
迷子犬が近くに来てくれたとき、慣れてもらおうといきなり触れようとすると、防衛本能から咬みついてしまうことがあります。
せっかく近くまで来てくれた犬に恐怖心を与えてしまい、逃げ出してしまったり、二度と近づいて来てくれなくなったりすることがあります。
犬との挨拶の仕方や触れ合いの仕方の基本を思い出してみましょう。近づいて来てくれた迷子犬に対し、まずはしゃがんで低い体勢になりましょう。
手をグーにし、そっと差し出し、ニオイを嗅いでもらいましょう。警戒心が解けるまでにはしばらく時間がかかるかと思います。
撫でるフリをし、手を怖がったり避けたりするようであれば、まだ触れない方がよいでしょう。
ひとりでいる犬を発見したときの適切な対応

すぐに保護しようとするのではなく、距離を保ちながら様子を観察しましょう。
そして、警察署や保健所や役所などに連絡をしましょう。すでに飼い主が迷子の届出をしているかもしれません。
保護することができた場合は、迷子札や鑑札の有無を確認しましょう。迷子札から連絡先が分かる場合には、その場で連絡を入れてもよいと思います。

