俳優の仲野太賀が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合ほか)の第20回が24日放送され、吉岡里帆と浜辺美波の「共演」が久々に実現。2人が同じ画面に収まるのは第13回(4月5日放送)以来で、華やかな慶(吉岡)&寧々(浜辺)のツーショットに多くの視聴者が癒された。
「豊臣兄弟!」とは?
豊臣秀長(仲野)を主人公に、天下人となる兄・秀吉(池松壮亮)を補佐役として支えた弟の目線で戦国時代をダイナミックに描く大河。連続テレビ小説「おちょやん」や、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(以上、TBS)などのヒット作で知られる八津弘幸さんが脚本を担当する。物語は現在、兄弟がまだ羽柴姓を名乗っていた時期を描いており、吉岡は小一郎長秀(仲野)の妻・慶を、浜辺は秀吉の妻・寧々を演じている。
慶(吉岡里帆)&寧々(浜辺美波)2ショットは4月5日以来
第19回(17日放送)で、織田信長(小栗旬)が能登の七尾城からの救援要請に応え、上杉謙信(工藤潤矢)に対抗すべく、織田家筆頭家老の柴田勝家(山口馬木也)を総大将とする4万の軍勢を派遣した。家老に出世した秀吉も出兵したが、戦略をめぐって勝家と激しく対立。勝手に戦線を離脱して長浜に帰還してしまった。
この日の放送で、信長は、勝手に戻ってきた秀吉に激怒。秀吉の読みどおり、敵方の策にはまった勝家は半分の兵を失う惨敗を喫していたが、信長は秀吉が残っていればそうはならなかったと糾弾した。秀吉は、それでも結果は同じだったはずと反論するが、信長は、いてもいなくても同じなら「死ね」と太刀を投げつけ、金ヶ崎では命がけで撤退するよう訴えたにも関わらず、なぜ今度はそうしなかったのだと追及した。そして、最も重い罪は命令に背いたことだとし、比叡山焼き討ちの時に続いて2度目となる今回は許すわけにはいかないと激怒。処分が決まるまで蟄居を申し渡した。
小一郎は、織田家重臣の丹羽長秀(池田鉄洋)や明智光秀(要潤)、今回の一件で秀吉と対立した勝家にまで助命嘆願の口添えを頼み込むが、彼らは秀吉の言い分に理があることは認めつつも、それぞれの立場から協力を拒んだ。
羽柴家は当主の危機に大混乱。寧々は、義母のなか(坂井真紀)や義姉のとも(宮澤エマ)らが止めるのも聞かず、夫を救うために信長との直談判に向かおうとした。その前に慶が立ちはだかり、寧々が胸元に隠した短刀を取り上げると、「バカなまねはおやめください。寧々さまがいなくなったら(養女の)豪姫はどうなります?」と諭し、「だけど私にはこうすることしか…お願い、行かせて」となおも思いつめる寧々に「行くなら…家中皆で参りましょう」とある提案を持ち掛けた。
沙汰が決まり、信長から呼び出されて座敷牢から出てきた秀吉の前に、寧々が姿を現した。幻かと涙を滲ませる夫に、寧々は気丈に「また会えましたね」と微笑みかけた。秀吉はこんなことになってすまないと頭を下げ、その横で小一郎はあ然。寧々は「何です、そろいもそろって木から落ちたサルみたいな顔は」と軽口を叩き、「皆で助けに参りました」と続けた。
慶は寧々に、信長へ忠誠を誓う羽柴一門の総意として、血判を押した長大な起請文を作ることを提案していた。「私たちの思いを上様にお伝えするのです」という慶の言葉に応えるように、秀吉を案じる家族や家臣たちは我先にと署名していく。さらに慶自身も、自ら指先を傷つけて血判を押した。なかは「ありがとうね、藤吉郎のために」と感謝を伝え、ともも「当たり前でしょ。慶さんは私らの身内なんだから。ねっ」と優しく声をかける。すると慶も「はい」と屈託のない笑みを浮かべた。その姿を見た寧々の義弟・浅野長吉(大地伸永)は、「おなごの血判など初めて見ました。大した御覚悟でございます」と感嘆。寧々は「殿を思う気持ちは男も女も変わりはありませぬ」と胸を張った。
慶と寧々が同じ場面に揃うのは、2人が初対面となった第13回以来で8週ぶり。この時、寧々は、慶の前夫が小一郎がきっかけをつくった戦で討ち死にしていることから、復讐が目的で小一郎に近づいたのではないかと警告した。その後は織田と浅井・朝倉との攻防を軸としたストーリーが進んだため、羽柴家(木下家)の内情はほとんど描かれず、義理の姉妹という間柄ながら、慶と寧々の関係は初対面の険悪な雰囲気から一向に進展がなかった。その後、第19回で、慶の知られざる過去が明かされ、その思いを受け止めた小一郎に慶がようやく心を開いて本当の夫婦になった。この日は、その流れを受けた形で、慶がいままで距離をとっていた羽柴家の面々に積極的に関わり、寧々をはじめ、義理の家族たちと心から打ち解ける様子が描かれた。
熾烈な勢力争いが生々しく描かれる戦国ドラマにあって貴重な「癒し」である2人のヒロインが、満を持して麗しい愛情をふりまく展開に、多くの大河ファンが歓喜。SNSには
「吉岡里帆と浜辺美波の共演は眼福」
「寧々さまとお慶さんが美しすぎて目が潰れそう」
「寧々慶心強いねぇ」
「寧々と慶のツーショット久々じゃない?」
といったコメントが殺到した。
家族関係が良好となり、自然に互いをいつくしむ姿は2人の本来の美しさを一層輝かせ、
「慶さま、すてきに変わりましたね」
「慶さんがみんなを引っ張ってる。女衆仲良しになっててよいね」
「慶さんが羽柴家に受け入れられているのもうれしい」
「やっと賢妻モードに」
「慶どのが羽柴の嫁として覚醒したぞ!」
「表情がいつもの吉岡里帆さんになった!」
「浜辺美波のかわいさよ」
「猿なんぞの嫁には勿体ない女よ」
「浜辺美波が髪型&衣装チェンジしてからかわいすぎる」
「額を出すとますます明るさと造形美が輝きますね」
「寧々はカワイイ癒される。慶も目が優しくなって魅力マシマシだな」
などと魅了される視聴者が続出した。

