31日放送予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合ほか)の第21回に、武将・小寺官兵衛役で俳優の倉悠貴が初登場する。本作には、荒木村重役ですでにトータス松本が出演しており、倉の登場に連続テレビ小説「おちょやん」(2020〜21年)ファンが反応した。倉とトータスはこの作品で親子役で共演。24日に第21回の予告が放送され、官兵衛が映り込むと、SNSに「来週はヨシヲとテルヲの再会かな」「脚本は同じ八津さんだし」などの反響が寄せられた。
「豊臣兄弟!」とは?
豊臣秀長(仲野太賀)を主人公に、天下人となる兄・秀吉(池松壮亮)を補佐役として支えた弟の目線で戦国時代をダイナミックに描く大河。「おちょやん」のほか、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(以上、TBS)などのヒット作で知られる八津弘幸さんが脚本を担当する。
「ヨシヲがテルヲに幽閉される」
村重は摂津有岡城主。織田信長(小栗旬)から摂津一国の統治を任され、西国へ侵攻する信長の命で播磨攻略にあたるが、突如、秀吉にその任務を奪われることになり、秀長と秀吉たちに官兵衛を紹介する。その官兵衛は、秀吉に仕えた軍師。織田と毛利の勢力争いの前線・播磨で小寺家に仕えていたが、秀吉が播磨攻略を任されたことを機に、率先して秀吉の配下に入る。竹中半兵衛(菅田将暉)に対抗心を燃やす。14年には、官兵衛(岡田准一)が主人公の大河「軍師官兵衛」(14年)が放送された。
第21話では、秀吉と小一郎(仲野)の兄弟が、村重に代わって織田と毛利の間で揺れる播磨の攻略に当たり、村重の仲介で出会った姫路城代の官兵衛が、見事な手腕で播磨の国衆を織田方につけてみせ難局を乗り切るというストーリーが展開される。史実では、信長に謀反を起こし有岡城(伊丹城)に籠城した村重を翻意させるために単身乗り込むも、交渉に失敗して約1年半にわたり城内に幽閉された。
「おちょやん」は、喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描いた朝ドラ。ヒロイン竹井千代を杉咲花が演じた。トータスが演じたのは千代の実父のテルヲ。博打と酒におぼれて借金を重ね、千代が稼いだ金をせびる姿は当時「朝ドラ史上最低の父親」と酷評された。倉は千代の実弟・ヨシヲ役で出演しており、また本作には、小一郎たちの姉・ともを好演している宮澤エマも千代の継母・栗子(宮澤エマ)役で出演していた。
第21回の予告に甲冑姿の官兵衛が映ると、朝ドラファンたちがすぐさま反応。SNSに、
「テルヲに次いでヨシヲも来るー!」
「テルヲとヨシヲが!」
「来週はヨシヲとテルヲの再会かな」
「なんなら栗子もおる」
「脚本は同じ八津さんだし」
といったコメントが相次いだ。また、
「官兵衛だ!? ヨシヲだ!?ってことは、テルヲがヨシヲを」
「ヨシヲがテルヲに幽閉されるんや。『おちょやん』でのネグレクトに続き、因果やなあ~」
「ヨシヲ! 朝ドラファンはテルヲとの運命の闘いを予想する」
などの声もあり、“逆転生”した2人の今後に期待が寄せられている。

