100円ショップやホームセンターで手に入る多肉
近年の多肉ブームを反映して、いまや100円ショップやホームセンターでも多肉植物が販売されています。ですが、ちょっと元気がなさそうに見えたり、形がいまいちだったり…ということも。「室内に陳列されていると、日照不足で弱々しい姿になることがあるんです。でも、水やり、日当たり、風通しに気をつけてあげるだけで元気に復活するので大丈夫。とくに若い株は成長途中で、これからかわいく育つ可能性を秘めています。多肉植物のたくましさ、ぜひ実感してみてください」
初心者の方でも育てやすい品種をうかがったところ、「生命力の強い植物なので、好きな品種を育てれば大丈夫」とのこと。ですが、ここはあえて、おすすめをうかがいたい!
「強いておすすめするなら、『虹の玉』『ラブリーローズ』『マッコス』『黄金細葉万年草』などです。いずれも強強な品種で、丈夫に育ってくれながら、見た目もかわいい多肉たちです」

キング・オブ・つぶつぶ多肉「虹の玉」

まるでバラの花束「ラブリーローズ」

アプリコットカラーがめずらしい「マッコス」

草っぽいフォルムがおもしろい「黄金細葉万年草」
眺める楽しみから、育てる楽しみへ
昔はインテリアとして、オブジェのように飾っておくことが多かった多肉植物は近年、「増やして、育てる」人が増えているようです。その楽しさが、「タニラー」増加の要因にもなっているのだとか。「多肉植物って、簡単に増やすことができるんです。たとえば、葉の根元を土に挿しておく。すると、数か月後には新たな株が生まれます。葉の付け根に多くの『成長点』があり、土に挿すだけで育つ繁殖力を持っているんです。これは多肉植物ならではの特徴かもしれません。
この増やし方を『葉挿し』というのですが、ほかにも『挿し木』『株分け』……と増やすための方法がいろいろあるのもおもしろいところ。あれこれ試して、『増やせた!』『増えなかった!』などと、試行錯誤しながら深掘りする楽しさがあります」
■葉挿しのやり方

1 親株から数枚、葉を取りのぞく。ポロッと落ちた葉を利用してもOK。

2 葉の根元を土に挿す。

3 しばらくすると、根や芽が出てくる。

4 芽から葉が増え、新たな株が誕生!

