飼い主を信頼していない犬がみせる行動とは?

「犬からの信頼度を測るチェック項目に、1つも当てはまらなかった…」と落ち込んでしまう人もいたかもしれません。もしも以下の行動が日常的にみられる場合は、まだ信頼関係が強固に築けていないサインです。
呼んでも反応しない 触ろうとしたり近づいたりすると嫌がる 目を合わせてくれない リラックスした様子を目の前で見せてくれない 自分から体をくっつけてこない上記に当てはまった人は、「どうしよう」と焦る気持ちが湧いてしまったかもしれません。
しかし、心配は無用です!信頼は、犬によって築くまでの早さに個体差があります。人懐っこい犬は早々に信頼することもある一方、警戒心の強い犬は、時間をかけて信頼を築いていく傾向がみられます。
愛犬の性格を見極めて、臆病な子や警戒心が強い子であれば、焦って無理に距離を詰めようとするのは逆効果です。少しずつ愛犬のペースに合わせながら、次に紹介する『愛犬と信頼関係を築く方法』を日常で取り入れてみましょう。
愛犬と信頼関係を築く方法

愛犬との信頼関係を築くために「もっと信頼してもらうには何をすればいいの?」と特別なことをしようとする人は少なくありません。しかし、犬との信頼関係は『特別なこと』ではなく、『日常』が育てます。特別なテクニックではなく、毎日の関わり方が重要です。ここからは、今日からできる信頼関係を築くための具体的な方法を見ていきましょう。
一貫した態度やルールを徹底する
日によって飼い主の対応や態度が変わると、犬は混乱してしまいます。「昨日はOKだったのに今日はダメなの?」「家族によってルールが変わるから不安」といった気持ちが働くと、信頼関係が築きにくくなることも。
事前に「この場面では、この対応で」と一貫したルールを決め、徹底するようにしてください。ご家族がいる場合は、家族と共有し、対応を統一化させましょう。
積極的に柔らかい表情でアイコンタクトを取る
皆さんは愛犬とアイコンタクトをとっていますか。犬にとって、アイコンタクトは信頼と愛情の意思表示です。したがって、まずは何気ない瞬間でも、積極的に愛犬へ視線を向けてみてください。
ふと視線を送ると、愛犬がすでにこちらを見ていて、視線が交わることもあるでしょう。その時は、ニコッと微笑んであげたり、優しく声をかけたりしてみてください。すると、犬は「愛されている」と実感しやすくなり、信頼関係が少しずつ育まれていきます。
ボディランゲージを見極めてコミュニケーションを図る
犬は、言葉ではなくボディランゲージを使ってコミュニケーションを図ります。このボディランゲージに気づき、正確に理解し、適切に対応してくれる人に対して、犬は「この人は頼りになる」と信頼を寄せるようになるのです。
「あくび」「短いため息」は、退屈や不満のサイン 「じっと見つめる」「前足で突いてくる」は、かまってほしいサイン 「体を密着させてくる」ときは、甘えたい、不安のサイン他にも多くのボディランゲージが存在します。愛犬がよく見せている何気ない行動をピックアップし、その行動にどのような意味があるのか調べてみましょう。
ポジティブな場面で「名前」を使う
名前は「呼ばれて嬉しいコマンド」という認識を与えてあげることが大切です。例えば、褒めるときや楽しいときに名前を呼んだりすることで、「この言葉(名前)の時は良いことが起こる」と認識し、反応してくれるようになります。
こうしたポジティブの積み重ねは、信頼関係や愛情にも影響を与えます。逆に、叱るときに名前を連呼してしまうと、「名前=嫌なもの」と覚えてしまうので注意してください。
小さな成功をたくさん褒める
犬は「できた!」を積み重ねることで、飼い主の前で安心して行動できるようになります。そのためには、積極的に褒めることで「できた!」と達成感や喜びを感じさせることが重要なポイントです。
例えば、ボールをとってきてくれた、名前を呼んだら来てくれた、トイレでおしっこができたなど、飼い主さんは日常の小さな成功を見つけてください。その出来事の最中、あるいは直後に「すごいね!」「いいこ!」といつもより少しトーンの高い声と笑顔、そして撫でるなどのスキンシップで褒めてあげましょう。
この褒め方で、犬は「褒められた」「飼い主さんが喜んでくれている」と自信につながり、飼い主との信頼関係も深まります。

