筆者の実体験です。入社して間もない頃、ある同僚との距離の近さに違和感を覚えながらも、その優しさに救われていた私。しかし、その関係は思いもよらない形で裏切られることになりました。
距離の近さに戸惑いながらも心を開いた私
入社してすぐ、同僚の一人から個人LINEが届きました。
「年も近いし、よかったら友達に」
正直、最初は戸惑いました。まだ深く関わったこともないのに、画面いっぱいの絵文字と、ぐいぐい距離を縮めてくる感じに「どうして私に?」という違和感があったのです。
それでも、引っ越してきたばかりで知り合いもいなかった私にとって、彼女の存在は救いでした。「困っていることはない?」と優しく寄り添ってくれる彼女に、私は少しずつ心を開いていきました。
何気ない愚痴が“報告”されていた現実
そんなある日、仕事で理不尽なことが重なり、私は上司への小さな愚痴をLINEでこぼしてしまいました。
しかし数日後、私は上司から個室に呼び出されることになります。
「こういうこと、言ってた?」
見せられたのは、スマホの画面。
そこには、私が彼女に送ったはずのLINEが、スクリーンショットとして残されていたのです。
どうやら彼女は上司を呼び出し、
「〇〇さんがこういうことを言っていて……」
と、心配するような口ぶりで伝えてきたのだそうです。
一瞬、頭が白くなりかけましたが、上司はとても冷静でした。私が震える声で当時の前後の文脈を説明すると、上司は小さく頷き、ため息まじりにこう言いました。
「前にもね、似たようなことがあって、彼女の『報告』の癖は把握していたんだ。だから君を責めるつもりはないよ。ただ、どんなに仲が良く見えても、オフィシャルな関係でのメッセージのやり取りには、少し慎重になった方が自分を守れるからね」

