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「気圧の変化で頭痛」を引き起こしやすい人の”3つの特徴”はご存じですか?医師が解説

「気圧の変化で頭痛」を引き起こしやすい人の”3つの特徴”はご存じですか?医師が解説

気圧の変化で頭痛がするのはどんなサインでしょうか。メディカルドック監修医が状況別の原因と対処法、頭痛を引き起こしやすい人の特徴について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「気圧の変化で頭痛がする」原因はご存知ですか?頭痛を引き起こしやすい人の特徴も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

村上 友太

監修医師:
村上 友太(医師)

【経歴】
医師、医学博士。
福島県立医科大学医学部卒業。福島県立医科大学脳神経外科学入局。星総合病院脳卒中センター長、福島県立医科大学脳神経外科学講座助教、青森新都市病院脳神経外科医長、東京予防クリニック院長を歴任。現在は神宮前統合医療クリニックなどで脳機能向上、認知症予防を中心に診療している。
【資格・所属】
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
日本健康経営専門医

「気圧の変化で頭痛がする」原因と対処法

天気と体調は密接に関係しています。特に気圧が大きく変わると、頭痛など体の不調を感じることがあります。これを「気象病」と呼び、頭痛を伴う場合は「天気痛」と言われます。
昔は「気のせい」と思われがちでしたが、近年では、耳の奥にある「内耳」が気圧の変化を感じ取り、それが脳に伝わることで、体の調子を整える「自律神経」のバランスが乱れ、頭痛やめまいなどの不調が起きると考えられています。
頭痛が起きた場合には、ズキズキする片頭痛なら冷やす、首や肩こりからくる緊張型頭痛なら温めるのが効果的です。深呼吸や耳のマッサージも自律神経を整えるのに役立ちます。
ただし、突然の激しい頭痛や、高熱、意識がぼーっとするなどの症状を伴う場合は、すぐに救急車を呼ぶか、医療機関を受診してください。日常生活に支障が出るほど頻繁に頭痛がある場合は、脳神経外科、脳神経内科、頭痛外来への相談をおすすめします。

気圧の変化で頭痛がする原因と対処法

気圧の変化で起こる頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛が多いです。これらの頭痛は、体を動かすと悪化したり、吐き気や光・音に敏感になったりすることがあります。頭痛の他に、めまい、だるさ、首肩こり、耳鳴り、吐き気など、様々な症状を伴うこともあります。
主な原因は、耳の奥にある内耳が気圧変化に敏感に反応することです。内耳が変化を感じると、自律神経のバランスが乱れ、特に体を活発にする「交感神経」が優位になり、痛みを感じやすくなると考えられています。
また、低気圧時は脳の血管が広がり、それが周りの神経を圧迫して痛みに繋がる可能性もあります。体内の水分バランスの乱れも影響します。天気痛は、もともと片頭痛や緊張型頭痛を持つ方が悪化する形で現れることが多いです。

気圧の変化で頭痛がして気持ち悪い原因と対処法

気圧の変化による頭痛に加えて「気持ち悪い」と感じる場合、多くは吐き気や嘔吐を伴い、片頭痛でよく見られます。めまいやだるさを伴うことも少なくありません。これは、内耳が気圧変化を感じてバランス感覚が乱れ、自律神経に影響することで起こると考えられます。
主な原因は、内耳の気圧センサーの過敏な反応と自律神経の乱れ、特に交感神経が優位になることです。この乱れは消化器系にも影響し、吐き気や腹痛、下痢を引き起こすことがあります。また、脳の血管が広がって神経を刺激する際にも吐き気が伴うことがあります。

気圧の変化で頭痛を引き起こしやすい人の特徴

女性でホルモン変動が大きい人

天気痛は男性より女性に多い傾向があります。女性は月経や更年期など、ホルモンバランスが大きく変動するため、自律神経が乱れやすく、気圧変化による不調を感じやすいと考えられています。女性の方が内耳の気圧センサーが敏感な傾向があるとも言われます。

不規則な生活習慣、睡眠不足、ストレスの蓄積

若い世代(思春期〜20代)や高齢者も気圧変化に弱い傾向があります。若い世代は自律神経が不安定だったり、ストレスや睡眠不足で生活リズムが乱れがちです。高齢者は加齢で内耳の感度調節がうまくいかなくなることがあります。
日頃からストレスが多い人、睡眠不足の人、不規則な生活をしている人も注意が必要です。交感神経が常に優位になっていると、気圧変化というストレスで頭痛が起きやすくなります。

姿勢の悪さや首・肩のこり

姿勢の悪さや首・肩のこりは、緊張型頭痛の直接的な原因になるだけでなく、自律神経の乱れを悪化させます。自律神経のバランスが崩れると、血流が悪化し、頭痛だけでなく全身のだるさや集中力低下、睡眠障害などを引き起こしやすくなります。
慢性的な頭痛や肩こりがある場合は、整形外科や内科を受診することも有効です。日常生活に支障が出るほどひどい場合は、脳神経内科、脳神経外科、頭痛外来で相談し、適切な診断と治療を受けましょう。

配信元: Medical DOC

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