
2000年に開業した、富山県の神通峡のほとりに佇むスモールラグジュアリーホテル「リバーリトリート雅樂倶」。同ホテルが取り組む環境配慮の内容について、公式HP内の「RESPONSIBILITY」ページで公開したことを発表した。同ページでは、グリーンリノベーションプロジェクトや再生可能エネルギーの活用などの取り組みがまとめられている。
サステナビリティとラグジュアリーの両立を実現
2023年3月、同ホテルは廃棄されるはずだったものを使って上質な空間を作り出すグリーンリノベーションプロジェクトとして、客室201・202号室のリノベーションを実施。「サステナビリティ × ラグジュアリー」をテーマにしているという。
廃漁網から生まれたカーペットや、

陶芸の過程で生じる、本来は廃棄される陶片を活用したテラゾータイル、

工業用廃棄ガラスを再生した照明、

地場の土を使用した版築壁と和紙をかけ合わせた、和紙職人による自然素材の壁紙など、職人の手仕事を経て、捨てられるはずだったものを新たな素材として再利用。空間の随所に資源循環の考え方を反映している。
レストランで使用する食材も循環を意識

ホテル内フレンチレストラン「Trésonnier(トレゾニエ)」では、調理の過程で生まれる端材をコンポスト化し、自家製の堆肥として専用ファームで利用している。土から育つのは、年間約40種類の野菜やハーブで、化学肥料も農薬も使わず自家栽培した野菜が食卓へ届き、再び大地へ帰っていくという「食の循環」が続いている。
また、山菜、きのこ、川魚などの天然食材について、生態系を壊さない方法を地域の人々から学んで調達。「必要なものを、必要な分だけ」という姿勢が、ミシュランガイド北陸2021特別版にて一つ星とグリーンスターという評価につながったという。
