女優の黒木華が主演を務める連続ドラマ「銀河の一票」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)。都知事選に向け、星野茉莉(黒木)と月岡あかり(野呂佳代)ら「チームあかり」の活動が本格化するなか、25日に放送された第6話で、2人が食卓を囲む温かいシーンが視聴者の注目を集めた。
「銀河の一票」とは?
政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、与党幹事長の娘で秘書を務める茉莉がすべてを失い、偶然出会った政治素人のあかりを都知事にすべく選挙に挑む50日間を描く。「カルテット」(TBS)や「大豆田とわ子と三人の元夫」「エルピス―希望、あるいは災い―」(いずれもカンテレ)などの佐野亜裕美プロデューサーが手がけるオリジナル作で、「しずかちゃんとパパ」「舟を編む ~私、辞書つくります~」(いずれもNHK)などで知られる蛭田直美さんが脚本を担当する。
お子様ランチの旗は対象外、偶然時事ネタに
告示まであと1カ月を切り、与党・民政党の若手議員・日山流星(松下洸平)は順調な滑り出しを見せ、連立与党からの推薦も確保。盛大に開かれた決起集会では、幹事長で茉莉の父でもある鷹臣(坂東彌十郎)が登壇して流星を激励し、挙党体制での支援をアピールした。
流星のような若手議員には異例ともいえる厚遇は、東西新聞記者・雨宮楓(三浦透子)たちに疑念を抱かせた。しかし誰もそれに触れられないまま流星が会場を後にしようとしたとき、政治スキャンダルで圧倒的な再生数を叩き出す暴露系YouTuberの白樺透(渡邊圭祐)が登場。流星の出馬にいたる不自然な動きを「自作自演」と挑発した。
その頃、陣営は、出馬表明を告示日の1週間前と決め、茉莉・あかりペアと元西多摩市市長の雲井蛍(シシド・カフカ)と「当選請負人」五十嵐隼人(岩谷健司)組にわかれて作戦を続けることに。与党分裂を目論む蛍と五十嵐は、鷹臣のやり方に不満を抱く非主流派に接触。あかりの知名度アップを図る茉莉は、ネットでバズらせようと、透に協力を頼むことに決めた。
今後の戦略が決まった日の夜、茉莉はあかりとともにキッチンに立ち、手作りでハンバーグを調理した。ひき肉をこねるなか、あかりが「あっ違う。何か憎きやつをさ やっつけるみたいな。てや! って」と肉の空気を抜く手ほどきをすると、茉莉も笑顔で「てや!」とまねをした。和気あいあいとした雰囲気のなか、出来上がったのはかわいらしい“お子様ランチ”。ハンバーグの真ん中に小さな旗を刺し、一口食べた2人は揃(そろ)って「うーん!」と声を上げた。茉莉は「ありがとうございます。私が食べたかったって言ったからですよね、お子様ランチ」と感謝。あかりは「はははっ、ねえ」と優しくほほえんだ。
このシーンで登場した「お子様ランチの旗」が、現実の世界とリンクしていると話題になった。22日、自民党のプロジェクトチーム(PT)が日本国旗を傷つける行為を処罰する「日本国国章損壊罪」法案の骨子案を取りまとめ、処罰の対象外となる例として「お子様ランチの旗」が上がったことがネットで大きな話題になった。タイムリーな話題だったため、SNSには
「お子様ランチの旗…日の丸じゃない…」
「このタイミングでおこさまランチ出てくるのすごくない?」
「お子様ランチに旗立てるの、なんかご時世にタイムリーww」
「本当にたまたまのはずだけど良いドラマは何故か社会で起きてることとリンクすることがあるよね」
「撮影少し前だろうにすごい」
などの声が寄せられた。
一方、2人がハンバーグをほおばるシーンに癒されたという視聴者もおり、
「ハンバーグこねる二人がかわいすぎる」
「てや!って言いながら空気抜くの真似したい」
といった感想も見受けられた。

