
Photo Koihi Fujimoto
福岡・筑後で久留米絣を製造する坂田織物は、移住促進拠点の宿泊施設を「泊.Orige(はく。オリゲ)」としてリニューアルし、6月より本格始動する。これに先立ち、5月30日(土)・31日(日)11:00〜16:00に一般公開を行う。
滞在を通じて久留米絣や筑後地域の繊維文化を体感

絣を使用した寝具(Photo Koichi Fujimoto)
坂田織物は、広川町の移住促進拠点「Orige」を運営受託し、リニューアルして「泊.Orige」をオープンする。
「泊.Orige」は、宿泊・体験・創作を一体化した“泊まれる産地”をコンセプトに、滞在を通じて久留米絣や筑後地域の繊維文化を体感できる施設だ。
近年、工芸産地では担い手不足や生活者との接点不足が課題となるなか、「泊.Orige」では“泊まる”ことを通じて産地文化に触れる新たな関係人口づくりを目指している。移住促進施設として整備された拠点を、観光・創作・体験が交わる場へと再設計し、産地の新しい可能性を発信していく。
久留米絣を着用して過ごし、工房を自転車で巡る体験
「オリゲ」とは、筑後地方の方言で自分の家とうい意味。また「泊.Orige」は、筑後地域の繊維文化を発信するネイティブテキスタイル協議会の拠点の一つとしても活用される。同協議会は、筑後地域の繊維産地が連携し、文化的価値の発信と新たな接点創出を目的に2025年9月に設立された。

絣のファブリックパネル(Photo Koichi Fujimoto)
宿泊者は、久留米絣の部屋着や半纏を実際に着用しながら過ごし、周辺工房や地域資源を無料の自転車で巡り体感することができる。
