結婚は本人同士のものとはいえ、やはりお互いの生まれ育った家庭を無視するわけにはいきません。これは私の両親への挨拶を済ませたあと、彼の実家へ挨拶に向かったときの話です。彼の家は母子家庭で、当日は彼のお母さんとおばあちゃんが迎えてくれたのですが……。
挨拶をしてすぐに抱いた違和感
菓子折りをお渡ししてご挨拶をすると、彼のお母さんは静かにお辞儀をしただけでした。私はお茶をいただきながら彼のおばあちゃんといろいろな話をしていたのですが、なぜかお母さんとは目が合いません。
その後も彼のお母さんは、会話の輪に入らず、ただ聞かれたことに答えるのみ。彼のおばあちゃんがほとんど話しているという感じで、私はどこか居心地の悪さを感じました。
また、お渡しした菓子折りがその場にポツンと置かれていたことにも「普通は下げたりするものではないの?」とモヤモヤが止まりませんでしたが、気にしないようにしました。
結局、彼のお母さんは私に対して何も話しかけることもせず、目も合わせず……。私もとても緊張していたため、最初こそ気のせいかとも思っていましたが、考えれば考えるほど悲しくなってしまいました。
結婚生活が急に不安になって
その帰りは、彼のお母さんとおばあちゃんにお見送りをされて、彼の車で私は実家まで送ってもらいました。彼は、自分の家族に私を紹介できた達成感で満足している様子。とても自分の不安を言える雰囲気ではありませんでした。
結婚後に同居するわけではありませんでしたが、私はこれからの結婚生活を考え、急に不安に。そして実家に帰った私は、実母の顔を見るなり急に涙が溢れてきてしまったのです。

