湿気の多い季節や部屋干しなどで頼りになる除湿機。湿気を取り除いてくれる便利な家電ですが、手入れを怠るとカビやニオイ、余分な電気代の発生など、思わぬトラブルにつながることをご存知でしょうか。
そこで本記事では、暖房・冷房機器メーカーの株式会社コロナ(以下、コロナ)に取材した内容をもとに、除湿機の正しい手入れ方法と頻度をご紹介します。
除湿機のホコリトラブル
除湿機のフィルターには本体内部にホコリが入り込むのを防ぎ、除湿機の性能を保つ役割があります。
画像提供:株式会社コロナ
コロナによると、フィルター掃除をしないとフィルターにホコリが堆積し、除湿能力の低下を招くだけでなく本体内部にホコリが入り込みやすくなるとのことです。
内部に侵入したホコリは、次のようなトラブルを引き起こしかねません。
・ホコリが水分と結びつき、不快なニオイを放つカビの原因になる。
・タンクまでの通路にホコリがたまると、水漏れが発生するおそれがある。
・ホコリが乾燥と湿潤を繰り返して固まり、取れにくい頑固な汚れに変化する。
除湿機の掃除をしないと生じるのは、衛生面や故障のリスクだけではありません。
フィルターの目詰まりによる除湿能力の低下によって、余分な電気代が発生するため、さまざまな観点から、日ごろの手入れが欠かせないといえるでしょう。
除湿機の性能を保つ、理想的な手入れ頻度と手順
コロナのウェブサイトでは、以下の衣類乾燥除湿機の手入れのポイントが紹介されています。
エアフィルターの手入れ
エアフィルターの適切な手入れの頻度は、2週間に1回です。掃除機を当てて吸い出したり、軽く叩いたりしてホコリを取り除く方法が勧められています。
手入れの前には必ず運転を止めて電源プラグを抜き、掃除機を使う場合はフィルターを傷めないようにブラシつきノズルの使用は避けましょう。
画像提供:株式会社コロナ
タンクの手入れ
放っておくとぬめりが発生し次第に黒ずんでくるタンクは、1週間に1回を目安に水もしくはぬるま湯で洗い流すとよいそうです。
この黒ずみは、空気中の汚れが除湿水に溶け込むことが原因とされます。
洗い流す際は、水温にも注意しましょう。40℃以上のお湯は、タンクの変形や水漏れの原因となることがあるため使用は厳禁です。
頑固な汚れは、やわらかいスポンジとぬるま湯を使って優しく洗いましょう。

