女性の体内で男性ホルモンが分泌されるとどんな病気になりやすい?

多嚢胞性卵巣症候群(PCO)
多嚢胞性卵巣症候群は①月経が不順②卵巣に小さな嚢胞がたくさんある③男性ホルモンが高くなるなどホルモン値のバランスが崩れている。と、いう特徴が3つそろうと診断されます。排卵障害が起こり、不正出血や無月経、月経不順の原因となります。
原因ははっきりとしていませんが、この病気が不妊症の原因にもなり、また子宮内膜増殖症や子宮体癌の原因ともなるため、症状からPCOが疑われた場合には、婦人科を受診して相談してみましょう。
不妊症
男性ホルモンの分泌が多くなると、排卵障害を引き起こし、不妊症の原因にもなります。特に避妊をしていなくともなかなか妊娠しない場合には一度婦人科で相談をしてみましょう。
糖尿病
男性ホルモンが多い状態では、肥満やインスリン抵抗性を引き起こすことが報告されています。このため、糖尿病の発症が多いことも言われています。PCOの女性の約10%が40歳までに糖尿病を発症するとの報告もあるため、注意が必要です。
女性が男性ホルモンの分泌を減らすにはどうしたらいいの?

男性ホルモンの過剰な分泌を減らし、適正な状態とするにはどのようにすればよいかについて大切なことをいくつか挙げましょう。
適正体重を維持する
肥満を解消し、適正体重を維持することがまず大切です。
睡眠時間を確保する
睡眠時間が少なく、身体にストレスがかかると、男性ホルモンの分泌が多くなる可能性があります。睡眠時間をしっかりと確保しましょう。
ストレスをため込まない
ストレスをためることがホルモンのバランスを崩し、男性ホルモンの分泌過剰につながると言われています。ストレスをなるべくためこまないように気をつけましょう。

