新潟上越エリアのマダイが5月中旬から乗っ込みに突入し、連日のように満船の賑わいを見せている。
上越市直江津港の謙信丸での取材日は、直江津沖の水深45m前後のポイントを流し、1~2kgを主体に最大6kgまでのマダイが上がり、ほとんどの人が2ケタ釣果を達成。
乗っ込み期は水深10~15m付近にいるマダイを狙うため、タナは上から5mと浅いのが特徴。
コマセで寄せるのではなく、回遊してくるマダイを釣るため、コマセを振らないのがご当地流。
「今年は乗っ込みが少し遅れているようなので6月一杯まで楽しめそうです」と兼玉船長。
上越エリアのマダイ爆釣劇はもうしばらく続きそうだ。

▲3kg級のマダイが上がるとラッシュに突入
浮いているマダイを狙って釣る指示ダナ5mでバリ食い
新潟県上越エリアで乗っ込みが始まったとの報を聞き、5月15日に上越市直江津港の謙信丸を訪れた。
謙信丸では毎年3月1日に乗っ込み期の予約受付を開始するが、5月はあっという間に予約が埋まり、連日満船の大盛況だとか。
そんな激戦!?をくぐり抜けた14名が港に集合、くじ引きで釣り座が決まると各自道具を積み込み、準備が整ったところで5時に出船。

▲マダイの群れが回遊するとチャンス到来、手返しよく釣り3連発達成
いきなりアタリ連発
当地のマダイは乗っ込み期になると直江津沖の水深30~50mのポイントに集まり、海面下10m付近を群れで回遊する。
これらのマダイは警戒心が強く、船が近付くと群れが散るためソナーで反応を探す。
30分ほどで直江津沖のポイントに到着。
水深45m付近で反応を見つけると、「タナは上から5mです。始めてください」
開始合図のあと、船長からタナの取り方の説明。
「まずは仕掛けを10mまで沈めてください。仕掛けが絡まないよう10秒ほど待ってから、道糸のマーカーを見ながらゆっくり5m巻き上げてタナを取ってください。コマセは振らなくていいです」
さらに船長から、10分待ってアタリがなければ仕掛けを回収してエサの確認をするようアドバイス。
通常よりも長く10分も待つのはマダイの泳層にエサ取りがほとんどいないためで、アタればほぼマダイで確定。
開始早々に竿を曲げたのは右。そして右トモ、右胴の間、左ミヨシ、左ミヨシ2番と続き、1~1.5kg前後のマダイが続々と取り込まれる。
5人とも慣れた動作で再投入すると、右トモと右胴の間では早くも2枚目をキャッチ。
そろそろ型のいいマダイを見たいと思っていたら、右ミヨシ3番の深町さんの竿先が海面に突っ込んだ。
慎重にヤリトリして3kgのマダイをキャッチ。
「アタリを待つときはできるだけ付けエサを動かさないようにしています。そうすれば大型がよく釣れるので」と言って見せてくれたのが、ハリスの真ん中付近にタングステン製の中オモリを付けた仕掛け。
船が上下したときにコマセカゴが揺れて仕掛けが引っ張られても中オモリが揺れを吸収し、その先にある付けエサはあまり影響しないイメージだそう。
深町さんはこの仕掛けを使って2.4kg、2kgと中ダイを3連発。
しかも周りで釣れているサイズよりも型がいい。

▲アベレージは1~2kg

