今回は、知人のA子さんから聞いたエピソードをご紹介します。
帰宅途中に痴漢被害に遭い、泣きながら帰ってきた大学生の娘。
すぐに110番通報したものの、事情聴取の場で警官から、耳を疑う<一言>が飛び出し──!?
泣きながら帰宅した娘
ある晩、大学生の娘が泣きながら帰ってきました。
「どうしたの? なにかあったの?」
心配で声をかけると、娘は震える声でこう言うではありませんか。
「帰り道で、知らない人に肩をつかまれて……」
夜道で突然襲いかかられたものの、必死に大声をあげたことで、相手は逃げていったとのことでした。
大事に至らなかったのは幸いでしたが、どれほど怖い思いをしたのかと思うと、母として胸が張り裂けそうでした。
耳を疑った、警官の一言
すぐに110番し、事情を説明すると、ほどなくして警官がやってきました。
娘は懸命に状況を説明していましたが、本当は思い出すのもつらかったでしょう。
それなのに──。
「でも、夜道でミニスカートは危険ですよ。娘さんも、服装には気を付けましょうね」
警官の一言に、耳を疑いました。
たしかに自衛は大切です。
でも、それは今このタイミングで、被害にあった娘にかける言葉なのでしょうか。
娘の服装は、特別露出の多いものでもなく、ごく普通の女子大生の格好です。
何より、どんな服装をしていようとも、悪いのは加害者のはず。
被害に遭った直後にそんな言い方をされたら、「自分も悪かったのかも」と、娘が自分を責めてしまうかもしれません。
それは絶対に防がなければならないと感じました。

