「座るのが怖い…」トナラー扱いを恐れる過剰な気遣い
カフェや電車、あるいは駐車場で、ほかに空いている場所はたくさんあるのにわざわざ隣にやってくる人……いわゆる「トナラー」にモヤッとした経験はありませんか? ちょっとした行動が「迷惑だ」とネットで話題になりやすい昨今、その逆として「知らないうちにトナラー認定されないか、座るのが怖い」と、周囲の過剰な“拒否反応”に疲弊してしまう人たちの声が上がっています。
パーソナルスペースを侵害されたと感じる人が多い「トナラー」問題。しかし、その話題が広く認知されるようになった結果、無意識のうちにトナラー認定され、過剰な拒否反応を示されることを恐れる人たちが増えているようです。
SNSやネットの掲示板では、「トナラー扱いされるのが嫌で、座るのが怖くなり、いつもなるべく人から離れた席を探してしまう」「レジ待ちで『2列で並んでお待ちください』という場面でも、真横の人にトナラーだと思われないか、距離感をつい考えてしまう」といった切実な声が。
何気なく選んだ位置に思わぬ“地雷”が潜んでいないか、常に周囲を警戒して疲れてしまう人が目立ちます。
「指定席なのに…」「端の席がいいだけ」誤解されるつらさ
なかには、実際にトナラーとして警戒されてしまい、気まずい思いをした具体的な体験談も寄せられています。
「電車で『端の席』が好きだから座っただけなのに、先に座っていた隣の人に露骨に警戒された」
「カフェでコンセントが使える席をピンポイントで選んだら、横の人ににらまれた」
「新幹線の指定席がガラガラのとき、自分の席に行ったら隣に人が。指定席通りに座っただけなのに明らかに身構えられてつらかった」
「バスで席が5つくらい空いていたけど、どこに座っても誰かの隣になる状態。仕方なく座ったら舌打ちされた」
特に公共交通機関では人との距離が近くなりやすいため、相手の拒否反応も強くなる傾向にあるようです。
また、映画館やジムなど、通い慣れた場所で自分の“ベストポジション”がある人からは、「映画館は常に中央列の真ん中と決めているから、隣に人がいるときは申し訳なく思いながらチケットを取っている」「ジムで使い慣れた位置のロッカーを選んでしまうため、両隣の人に遠慮してしまう」といった、自分のこだわりと周囲への配慮のバランスに悩む声もありました。

