お気に入りの靴下なのに、気がついたらゴムが伸びてしまっていた経験はありませんか。靴下の履き口がゆるんでいると、見た目だけでなく履き心地にも影響します。
洗濯や収納方法を少し見直すだけで、靴下の寿命を延ばせるかもしれません。
そこで本記事では靴下を製造販売している福助株式会社に、靴下のゴムが伸びる原因や対策などを聞いてみました。
靴下のゴムが伸びる原因
靴下の履き口がゆるくなる原因は、日々の洗濯や干し方による負担が関係しています。
1.摩擦によるダメージ
まず初めに挙げられるのが、洗濯機の中でほかの衣類とこすれ合うことで発生する摩擦によるダメージです。
繊維の劣化の原因となるため、靴下のゴムが伸びやすくなるとされています。
2.洗剤の洗い残し
次に挙げられるのが、洗剤の洗い残しです。洗剤がしっかりすすげていない場合、成分が繊維に残ることがあります。
劣化を進める原因の1つとなり、履き口のゆるみにつながるでしょう。
3.干し方によるゴムへの負担
靴下を干す際にも注意が必要です。
直射日光に長時間さらされると、熱や紫外線の影響でゴムの弾力が低下しやすくなります。
加えて、水分を含んだ靴下は通常よりも重くなるため、干している間のゴムへの負担も油断できません。
「すぐ伸びてしまう」と感じている人は、これらの複数の要因が重なっているのかもしれませんね。
靴下を長持ちさせる洗濯のコツ
洗濯機で洗える靴下は、裏返してからネットに入れて洗うのがおすすめ。靴下への摩擦が軽減され、繊維の劣化が抑えられるからです。
ただし、なかには取り扱いに注意が必要な靴下もあります。
例えば、十分なすすぎ洗いが必要なものや塩素系の漂白剤を使用できないものなどです。
また、濃い色の靴下はほかの衣類や靴下に色移りする心配も考えられます。
必ず取扱表示や注意書きを確認し、靴下の素材に合わせて洗濯するようにしましょう。
靴下のオススメの干し方
靴下のゴムが伸びにくくなる干し方として、靴下の履き口を上にし、洗濯ばさみで吊るした状態で陰干しする方法が推奨されています。
※写真はイメージ
つま先を上に干すのがよいと聞くこともあるかもしれませんが、実は逆効果。
干すことで靴下内の水分が下へと流れていき、上から乾いていくようになるため、水分の重みで靴下のゴムが傷みやすくなるのです。
履き口を上にし、地面と平行になるように干すと型崩れがしにくくなりますよ。
また、熱や摩擦による生地の劣化や縮みが起こりやすいので、乾燥機の使用は控えたほうがよいでしょう。

