●「誰が設置したのかわからない」
こうした違法なくくり罠は、市原市だけでなく、君津市や富津市など、県南部を中心に確認されている。
ただ、設置者や目的はわかっていない。
くくり罠は、イノシシやシカ、キョンなどを捕獲するために使われることが多い。しかし、県自然保護課は「足のある動物なら基本的に何でも捕まる。何を狙っていたのかはわからない」と説明する。
また、発見されている罠の多くは手製ではなく、インターネットなどで流通している市販品だという。
県によると、こうした違法な「くくり罠」の問題は「ここ最近の傾向」だといい、「10年前にはあまり聞かなかった。去年の市原市の事例あたりから目立つようになった」と話している。
県と市は、不審な罠を見つけた場合、自分で触ったり撤去したりせず、市町村や県自然保護課、警察に通報してほしいとしている。

