下着見えしてる人、そうでない人の違いは?
とはいえ、下着要素の強いアイテムをファッションとして楽しむ……というのは、なかなか高度なテクニックを必要とします。かわいいからという理由で安易に取り入れてしまうと、知らず知らず恥ずかしい格好に仕上がってしまうかもしれません。
スリップドレスはとくに、インナーウェアの定番であるサテン素材やレースを使ったアイテムがほとんどですので、デザインそのものが直感的にナイトドレスを彷彿とさせます。そのため、一枚でスタイリングを完成させてしまうと、ランジェリーの生々しさが出やすいので注意ですね。そして、胸元の谷間も見えていると下着感がMAXに。スリップドレスの下にパンツをはいたり、上からジャケットなどのきちんと感のあるアイテムを合わせたりすると、下着見えが薄まっていきます。とくにスリップドレスは、ボトムスにパンツを合わせるだけでもグッと見た目に変化が出るので取り入れてみましょう。
過熱する露出服は、アパレルの戦略
今回ご紹介したようなアイテムを、そもそも手に取ろうと思わない40代の女性も多いはず。しかし、自ら進んで買わずとも、何度も見かけると目が慣れるものです。すると露出の概念も、自分では気付かない間に甘くなりがちになります。しかも、アパレルブランドは突飛なデザインを何食わぬ顔で店頭に置くことがあるので、ご自身の服装の露出に対するジャッジが緩くなった結果、周囲をギョッとさせてしまう……ということがないように気をつけたいものです。
数あるトレンドの中でも、ランジェリー風のファッションアイテムとは特に、適切な距離を持って付き合っていきましょう。
<文&イラスト/角佑宇子>
【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

