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「最近怒らない親が多すぎる」に杉浦太陽さんが明かした家庭内ルール。令和の子育てで必要な、親の線引きとは

■「叱る」と「怒る」はどう違うのか

末っ子にはメロメロ(※画像は杉浦太陽さんオフィシャルブログより)

「怒ると叱るの違いを見極めるのが難しい」という悩みも取り上げました。

杉浦さんは、「怒るってさ、『さっき言ったやんけ!』みたいな感じで、感情論なんすよね」と、まず「怒り」の本質は感情の噴出であることを明言。たとえば注意するときに「前にも言ったのにまだできてないやん!」という言い方になった時点で、それは「叱る」ではなく、「怒る」に近い状態だと整理しました。

一方で「叱る」については、「あなたがこういうことをしたから、こういう理由でダメだって言ったじゃないですか」という言い方をすると説明し、あくまで“行動と理由をセットで伝えること”だとしています。子どもの行動そのものにフォーカスし、「なぜダメだったのか」を理解させるコミュニケーションが「叱る」だということですね。

ただ、この2つは頭では分かっていても、実際の場面では非常に混ざりやすいとリアルに明かした杉浦さん。「叱ってるつもりでも、感情が入ったらそれはもう怒ってるんですよね」と述べ、トーンや言葉に感情が乗った瞬間に“怒り”に変わってしまう難しさを認めています。

具体的には、「30分って言ったよね、もう1時間経ってるよね。だからちゃんとしようね」といったように、落ち着いて事実とルールを確認しながら伝える状態が「叱る」。ここで感情が入り「なんでできへんねん!」と強くぶつけてしまうと、それは一気に「怒る」に変わると指摘します。「ブチギレて叱ったら『怒る』です」と、両者の境界がいかにシンプルで、同時に崩れやすいかを語っていました。

そもそも「怒る」という感情の発露は子どもだけでなく親にとっても負担になっています。「怒ったあとは後悔する」と言及し、自分の状態を客観視して「今、自分って怒ってるなっていう自分の感情のブレーキ」を持つことが大切だと伝えました。

さらに杉浦さんは、「よその子どもを注意するか」という難しいテーマにも触れました。基本的には関係性次第としながらも、「あまりにもひどいときは言います」。ただし、言い方には気を付けているそうで、「ブチギレたらあかん」と強調。たとえば「ストップ」「足洗ってくださいね」等、さらっとした言い方で注意することを心がけていると明かし、「フレンドリーに注意していくのが大事かもしれないですね」と語りました。

■子どもの人格ではなく「行動」を叱る

子育てでは、子どもに「してはいけないこと」を伝える場面で悩むことが少なくありません。特に「怒る」と「叱る」の違いは、多くの親が悩むポイントです。杉浦さんが話したように、感情でぶつけるのが「怒る」、理由を伝えるのが「叱る」です。

命に関わるような危険な行動は、子どもが幼くてもはっきり「いけない」と伝える必要があります。そのとき大切なのは、怒鳴ることではなく、「普段と違う真剣さ」で伝えることです。それだけでも、子どもには「やってはいけないことだ」と伝わります。

叱るときは、子どもの人格ではなく「行動」に向けることも重要です。強い言葉で否定すると、内容よりもショックだけが残ってしまいます。感情的になりそうなときは、一度立ち止まり、「どう言えば伝わるか」を考えること。これは簡単ではありませんが、少しずつ意識することで変わっていきます。どんな理由があっても手を上げることは許されません。叩くことはしつけではなく、恐怖を生むだけで、伝えたいことは届きません。

そして、叱り方を考えるときに忘れてはいけないのが「褒めること」です。できたことや守れたことをきちんと言葉にすることで、子どもは安心し、自信を持てるようになります。叱るだけでなく、褒めることもある――その積み重ねが、子どもに「愛情からの言葉だ」と伝わっていきます。

参照:
【医師監修】子供のしつけはいつから?月齢・シーン別の怒り方

(マイナビ子育て編集部)

配信元: マイナビ子育て

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