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朝起きると「指の関節」が痛む場合どんな病気が考えられる?受診の目安となる症状も解説!

朝起きると「指の関節」が痛む場合どんな病気が考えられる?受診の目安となる症状も解説!

指の関節痛は、日常生活のなかで多くの方が経験する症状のひとつです。指を動かすたびに痛みを感じると、細かな作業や家事がしづらくなり、生活の質にも影響します。この痛みの背景には、年齢に伴う関節の変化や長年の使用による負担のほか、免疫や炎症の異常など、さまざまな要因が関係しています。時には一時的な使いすぎによる痛みでおさまることもありますが、なかには放置すると関節の変形や可動域の低下につながる病気もあります。

本記事では、指の関節痛に関係する主な原因と、自宅でできるセルフチェックのポイント、そして受診の目安について解説します。

林 良典

監修医師:
林 良典(医師)

【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医・指導医、日本緩和医療学会認定登録医、禁煙サポーター

指の関節が痛くなる原因

指の関節が痛くなる原因

指の関節痛で指に変形や腫れが伴う場合に考えられる原因を教えてください

指の関節に変形や腫れがみられる場合は、関節リウマチまたは変形性関節症が主な原因として考えられます。

関節リウマチは免疫の異常によって関節の滑膜に炎症が起こる病気で、腫れや痛みが長く続くのが特徴です。炎症が慢性化すると関節が破壊され、指が変形してしまうこともあります。

一方、変形性関節症は加齢や長年の使用によって軟骨がすり減り、骨同士が擦れ合うことで痛みや腫れを生じます。特に親指の付け根や第2関節に起こりやすく、指を動かすと痛みが強くなる傾向があります。

朝起きると指の関節が痛む場合に想定される病気は何ですか?

朝起きたときに関節がこわばったり痛んだりする場合は、関節リウマチが疑われます。

関節リウマチは、夜間から早朝にかけて炎症が強まり、起床時に関節液が溜まることで関節が硬く感じられます。時間がたつと血流が改善し動かしやすくなりますが、炎症が続くと関節の変形につながることがあります。

指の使い過ぎで関節が痛くなることはありますか?

指の使い過ぎによる痛みは、腱鞘炎または変形性関節症が原因で起こることがあります。

腱鞘炎は、指を繰り返し使うことで腱と腱鞘が擦れ合い、炎症が生じる病気です。パソコン操作や料理、楽器演奏など、手を酷使する作業で発症しやすく、動かすたびに痛みが増します。

変形性膝関節症は長年の使用や加齢の影響で軟骨がすり減り、関節が変形して痛みを起こします。発症までに時間がかかりますが、慢性的に続くのが特徴です。

指を使うときだけ関節が痛みますが原因は何でしょうか?

指を動かしたときだけ痛む場合は、腱鞘炎や変形性関節症の可能性があります。
腱鞘炎は、腱と腱鞘がこすれ合い、動かすたびに炎症が刺激されて痛みが出ます。静止時は摩擦がないため、痛みが軽くなるのが特徴です。

変形性関節症は、軟骨がすり減って骨同士が接触し、関節を動かした瞬間に刺激が加わることで痛みが生じます。

指の関節痛|セルフチェック法と受診の目安

指の関節痛|セルフチェック法と受診の目安

指の関節痛の原因を自分で確かめる方法を教えてください

指の関節が痛むときは、まず痛みの出方を観察してみましょう。動かしたときだけ痛みがある場合は、指の使いすぎによる腱や関節の炎症が関係していることが多く、腱鞘炎や変形性関節症が考えられます。

逆に、安静にしていても痛みが続く場合や、朝に指がこわばって動かしにくい場合は、関節のなかで炎症が続いている可能性があります。特に、左右の同じ関節が同時に痛む、押すと熱っぽい、赤く腫れているなどの症状があるときは、関節リウマチなどの炎症性疾患が疑われます。

また、発症のきっかけを振り返ることも大切です。長時間の家事やスマートフォンの操作、ささくれをむいた後など、思い当たる動作や小さな傷がないかを確認しておくと、原因を見つけやすくなります。

指の関節が痛むときはどのような状態になったら受診すべきですか?

指の関節が腫れてきた、形が変わってきたように見える、あるいは朝のこわばりが強くなり日常の動作に支障が出てきた場合は、早めに受診することを検討しましょう。

こうした症状が続く背景には、関節リウマチなど、放置すると関節が変形してしまう病気が隠れていることがあります。

また、ささくれや小さな傷の後から赤みが広がり、熱を持ちながら強い痛みを感じるときは、蜂窩織炎や化膿性関節炎といった感染が関係していることもあります。これらは短期間で悪化することがあり、早期の対応が重要です。

指の関節痛で受診する場合の診療科目を教えてください

原因がはっきりしない場合や、腫れや痛みが長く続く場合は、まず整形外科を受診しましょう。骨や腱、関節の状態を確認し、必要があればリウマチや膠原病を扱う内科へつなげてもらうことができます。初めての痛みで受診を迷う場合でも、関節の炎症が長引くと可動域が狭くなってしまうことがあるため受診するようにしましょう。

配信元: Medical DOC

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