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「自律神経失調症とうつ病の違い」はご存知ですか?それぞれの原因も解説!【医師監修】

「自律神経失調症とうつ病の違い」はご存知ですか?それぞれの原因も解説!【医師監修】

自律神経失調症とうつ病の見分け方

自律神経失調症とうつ病の見分け方

自律神経失調症とうつ病を見分けるポイントを教えてください

見分けるときは、身体の不調だけでなく、こころの変化を確認します。気分の落ち込みが続くか、何をしても楽しくないか、自分を強く責めていないかは大切な手がかりです。仕事や家事が手につかない、判断力が落ちた、人づきあいを避けるようになったという変化も参考になります。

身体の症状が中心でも、背景にうつ病が隠れていることがあります。逆に、気分の不調がはっきりしなくても、長引く不眠や倦怠感から評価が必要になることもあります。

参照:『日本うつ病学会治療ガイドライン Ⅱ.うつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害 2016』(日本うつ病学会)

病院では自律神経失調症とうつ病をどのように見分けますか?

病院では、症状の内容だけでなく、いつから続いているか、日常生活にどの程度影響しているかを詳しく確認します。睡眠、食欲、仕事や家事の状況、強いストレスの有無、服薬歴なども聞き取ります。身体の病気が隠れていないかをみるために、身体診察や必要な検査を行うことがあります。うつ病は、ICDやDSMの診断基準に沿って、症状の組み合わせと生活機能の低下を総合して判断します。双極性障害との区別のため、過去に躁状態や軽躁状態がなかったかを確かめることもあります。

どのような症状があれば医療機関を受診すべきですか?

不調が長引き、仕事や学校、家事に支障が出ているなら受診の目安です。眠れない、食べられない、身体が重くて動けない、楽しさを感じない状態が続くときも相談したほうがよいでしょう。内科で検査をしても原因がはっきりしない身体の不調が続く場合は、うつ病を含めて考える必要があります。
自分を責め続ける、消えてしまいたいと考える、死にたい気持ちがあるときは早急な相談が必要です。家族が普段と違うと感じたときも、受診を後回しにしないほうがよい状態です。

編集部まとめ

編集部まとめ

自律神経失調症とうつ病は、似た症状を持ちながら、同じ意味ではありません。自律神経失調症は身体の不調を中心に語られやすい状態です。うつ病は気分や意欲の低下を軸とする病気です。ただし、うつ病でも身体の症状は起こります。自律神経の乱れと思っていた不調の背景に、うつ病が隠れていることもあります。不調が続くときは、身体とこころを切り分けすぎず、医療機関で全体を見てもらうことが回復への近道です。

参考文献

『自律神経失調症:用語解説』(こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)
『うつ病』(こころの情報サイト)
『うつ病』(こころの情報サイト)
『体の不調はうつ病でも現れます。かかりつけ医へ相談してみましょう』(e-ヘルスネット)
『うつ病に関してまとめたページ』(こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)

『睡眠と生活習慣病との深い関係』(e-ヘルスネット)

『こころの相談の窓口について』(厚生労働省)
『日本うつ病学会治療ガイドライン Ⅱ.うつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害 2016』(日本うつ病学会)
配信元: Medical DOC

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