筆者の友人Oの話です。子どもが生まれてから「オーガニックで安全性の高い商品」が気になる様になったO。子育てサークルで、そうした商品を扱う紹介制の通販サービスを利用している女性Aさんと知り合い、Aさんの入会している会員制クラブの紹介を受けました。ところが、紹介者Aさんから気になる言動や違和感を感じる様に。——そこには目には見えない、鎖の存在があったのです。
安全性の高いものを求めて
「自然なものを取り入れた、丁寧な暮らし」
その言葉に惹かれて、Oはとある紹介制の通販会社の会員になりました。
その会社の商品はオーガニックで高い安全性が謳われており、パッケージのデザインも魅力的でした。
紹介してくれたのは、住んでいる市の子育てサークルで知り合いになったAさんという人物です。
Aさんは親切で話しやすく、安心して任せられそうな印象でした。
小さな違和感
しかし、その通販会社の入会手続きの最中に不審な出来事が起きました。
それはOがAさんから「私たちの会社のアプリは操作がわかりにくいので、一緒に手続きをサポートしますね」と言われ、紹介者であるAさんの説明通りに登録を進めていた時です。
O自身で行っていた入会登録はエラーが続いて登録が進まず、Aさんのログイン画面から代理で登録ができると言われました。
その際に「登録に必要なので」と言ってAさんがOのクレジットカード番号をしつこく聞き出そうとしたのです。
その時、Oの頭の中で危険を察する警報が鳴りました。
表向きは親切な申し出ではあるのですが、何かがおかしいと感じたO。
「クレジットカードの情報は、家族のルールで人には教えられない決まりになっているの。エラーが出るなら、一度家に帰って夫と一緒にゆっくり試してみるね」
その場はやんわりと断り、自分で何とかで入会手続きを済ませたものの、Aさんの態度を思い出すと胸の中のざわつきは消えません。

