これは筆者自身の体験です。調剤薬局で働いていたとき、ある患者さんから「説明はいらないので早く薬だけください」と言われた出来事。慌ただしい中で安全に薬を受け取ることの大切さを実感した体験談です。
調剤薬局でのちょっとしたモヤモヤ
私は調剤薬局で働いているのですが、たまに「説明はいらないので、早く薬だけください」と言われることがあります。病院で長く待ち、会計を済ませ、やっと薬局まで来た患者さんからすれば、早く帰りたい気持ちはよくわかります。体調が悪い日なら、なおさらでしょう。ある日、40代くらいの女性が処方箋を持って来局されました。薬の準備ができ、薬剤師が飲み方を説明しようとすると、女性は少し強い口調で「説明いらないから早くしてください。いつも飲んでる薬なので」と言いました。
確認の大切さに気づく瞬間
薬剤師が「念のため確認だけさせてください」と伝えても、女性は腕時計を見ながら「同じ薬なんだから大丈夫です。早く帰りたいんです」とさらに急かす様子。見た目や名前が似ていても、量や飲む回数、追加された薬との飲み合わせが変わっている場合があります。実際、この日の女性の場合も量が少し変わっており、注意が必要な内容が含まれていました。薬剤師が説明すると、女性は驚いた表情で「え、同じ薬じゃなかったんですか?」と口にしました。

